中日、延長10回の接戦を落とす – 石伊捕手の負傷に波紋
8月15日、中日ドラゴンズはバンテリンドームナゴヤで横浜DeNAベイスターズとの対戦を行い、延長10回の末に3-4で敗れたこの試合では、9回裏に無死一塁の場面で石伊雄太捕手(24)がスリーバントを試みたものの失敗し、さらに右手を負傷するアクシデントが起きた
石伊はそのまま交代となり、緊急登板した藤嶋健人投手(27)が決勝タイムリーを許し、痛い1敗を喫した
試合の展開と重要なアクシデント
試合は中日の先制点から始まり、以降も互いに得点をあげながら接戦が続いたしかし、延長10回に入ると、福敬登投手(33)が左膝付近に打球を当てて負傷交代
藤嶋が急遽マウンドに上がるも、1死二塁で打たれたタイムリーにより、勝ち越しを許してしまった
石伊捕手の負傷とチームへの影響
9回のスリーバント失敗の際、石伊の右手人さし指がバットとボールの間に挟まれたことが原因で、指揮官は「折れてなかったとしても、明日(16日)のゲームは厳しいと思う」とコメントしている石伊は、正捕手・木下が昨今の怪我から未だ復帰できていない中で、盗塁阻止率4割5厘でリーグ2位の成績を持ち、チームの期待を背負ってきた
対Dena戦の成績と今後の展望
中日はこの試合によって、DeNAに対する戦績が6勝12敗となり、再び借金を10に戻してしまった今後、石伊の怪我の状況がチームにどれほど重くのしかかるかは予断を許さない
チームの復活のためにも、選手たちの士気維持が重要視される
中日ドラゴンズは延長戦での疲労を引きずる中、石伊捕手の負傷が結果に直結するという残念な結果を迎えた。今季の彼の活躍はチームにとって明るい材料ではあったが、けがによってその影響が懸念される。今後の選手起用が注目される。
キーワード解説
- バンテリンドームナゴヤとは?:中日ドラゴンズが本拠地とする球場で、ファンの熱気が感じられる場所です。
- スリーバントとは?:選手が投手や守備の動きを妨害するために、自らのバットを使ってバントする戦略で、主に走者を進める目的で行われます。
- 盗塁阻止率とは?:捕手が出塁した走者をどれだけ阻止できたかを示す割合で、高い値は捕手の守備が優れていることを示します。

