中日の上林が同点弾、藤浪に苦しむDeNA打線を救う

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇17日 中日―DeNA(バンテリンドームナゴヤ) 中日の上林誠知外野手が6回裏に同点弾を放ち、試合を盛り上げた

1点を追う状況の中、DeNAは先発の藤浪から中川虎への継投を行ったが、その初球のストレートを上林が振り抜き、打球は右翼席へと飛び込んだ

この一発は14号同点アーチとなった

「3連敗はできないという気持ちと、松葉さんが頑張っているので応えたいという気持ちが最高の形になってくれて良かったです」と上林は振り返り、試合中に見せた決意を強調した

この日は特に藤浪の右打者への抜け球を警戒し、細川や田中をベンチスタートさせるなど全員を左打者で揃えた

松中打撃コーチは「クライマックスシリーズ(CS)進出が掛かる時期にケガをされたら困ります

右打者が内角の球を意識してかかと体重になったり、シッカリ踏み込めなくなったりして、それぞれのバッティングを崩してしまうことにもなりかねない」とその理由を説明している

藤浪は5回までに5安打を許し、1得点に抑える苦しい展開が続いていた

しかし、上林の一発が停滞していたチームの勢いを引き戻し、試合は白熱したものとなった

上林選手の同点弾は、チームの流れを変える力を持っています。特に、チームが連敗中にこのような一打が生まれることで、選手たちの士気も一気に高まるでしょう。藤浪との対峙にも拘わらず、全員左打者を起用した狙いが功を奏した点も興味深いです。今後の試合に向けて、こうした戦略がどのように活かされるか、注目されます。
キーワード解説

  • 同点弾とは? 試合の進行中に、点数が同じになることを指します。特に重要なのは、チームが逆転するための大きな一歩となるのです。
  • 継投とは? 投手が疲れたり調子を崩したりした場合に、別の投手に交代することを言います。これによってチームの力を最大限に引き出そうとします。
  • 右打者とは? 右手でバットを持つ選手のことを指します。相手投手の投げるボールが特にどのように打たれるかに影響を与えます。
  • クライマックスシリーズとは? プロ野球の postseason(ポストシーズン)にあたるもので、通常のシーズンを終えた後に行われるプレーオフのことを指します。

SNSでもご購読できます。