西武、延長戦でオリックスに惜敗 3被弾が響き5位転落

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年8月17日、埼玉西武ライオンズは京セラドームで行われたオリックス・バファローズとの一戦において、延長12回の末、6対7でサヨナラ負けを喫した

この試合で、西武は痛恨の3本のホームランを浴び、3位のオリックスとのゲーム差を「5・5」に広げられる結果となった

試合の流れ

試合は西武が初回から攻撃を仕掛け、相手先発の高島の制球ミスをつき一死満塁のチャンスを作った

ここで5番の村田が4球目に適時暴投を誘い、先制の1点を挙げる

続けて6番のデービスも4球目に再び高島が暴投を犯し、2点目を追加

さらに、源田が適時打を放ち、この回でいきなり4点を奪う

その後も3回と5回に1点ずつ追加し、合計で6点の援護点を投手の隅田知一郎に献上した

隅田の苦悩

隅田はプロ4年目で初の2桁勝利のチャンスを迎えたが、この日は思うような投球ができなかった

5回には太田に8号グランドスラムを浴び、2点差に詰め寄られる

その後も6回に中川に9号2ランを被弾し、まさかの同点に追いつかれた

隅田はこの日の成績が9安打6失点と厳しい内容で降板を余儀なくされ、「序盤に大量の援護をもらったなかで、三者凡退のイニングをつくることができず、チームの流れを止めてしまいました」と悔しさを滲ませながら語った

延長戦へ

試合は同点のまま延長戦に突入し、12回には7番手の中村祐が広岡に5号サヨナラ弾を浴びてしまい、試合は終了

西武はこの試合でカード負け越しが決まり、クライマックスシリーズ(CS)圏内がかすむ結果となった

今後の展望
西武は現在5位に位置しており、CS進出のためには今後の試合での勝利が必要不可欠である

この試合を挽回するためには、投手陣の立て直しが急務とされる

この試合は西武にとって非常に厳しいものとなった。序盤に大量の点をもらったにもかかわらず、投手陣の乱れが響いてしまった。ホームランを3本も浴びるという失態は、今後のチームにとって大きな課題であり、早急な改善が必要だ。
キーワード解説

  • サヨナラ負けとは?試合が同点のまま時間が過ぎ、相手チームが最後に勝利を決める点を入れること。
  • グランドスラムとは?無死または一死の状況で、満塁の状態で打たれたホームランのこと。
  • 適時打とは?点を入れるために打たれた安打のこと。
  • 三者凡退とは?イニングにおいて、相手チームが1人も出塁できずに攻撃が終わること。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは?日本のプロ野球におけるプレーオフシステムを指し、上位チームが争う。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。