楽天・ルーク・ボイト選手が5号本塁打を放つ、調子が上向きに

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◆パ・リーグ 楽天―日本ハム(17日・楽天モバイル) 6番・一塁でスタメン出場した楽天のルーク・ボイト内野手が、7点を追う7回1死一塁で伊藤選手の152キロの直球を強振し、左翼席に飛び込む5号2ランを打ちました

ボイト選手はこの一打について「マイキー(フランコ)が塁に出てくれたので、つなぐ意識で打席に入ったよ」と振り返りました

ボイト選手は、ヤンキースに所属していた2020年のシーズンにおいて、コロナ禍の影響で60試合に短縮されながらも、22本の本塁打を放ちア・リーグ本塁打王を獲得するなど、一流の打撃力を誇る選手です

初めての日本でのプレーについてボイト選手は、「日本人の投手にこんなに速いクイック(クイックモーション)あるとは正直思わなかった」と語り、タイミングを取るのに苦労している様子でした

このクイックモーションとは、投手がボールを持っている状態から、非常に速く打者に投球する動作を指し、打者にとってはタイミングを合わせるのが難しいとされています

彼は早出練習でロングティー練習を取り入れ、足の上げ方やステップの幅を修正することで、バッティングフォームを改善する努力をしています

その結果、16日までの直近5試合では打率3割6分8厘を記録し、調子を上げていることが伺えます

ルーク・ボイト選手の活躍は、彼が日本でのプレーに順応しつつあることを示しています。打撃における調整や新しい環境への適応は、アスリートとしての成長を物語っています。今後も応援を続けたくなる選手です。
キーワード解説

  • クイックモーションとは?投手が投球に入るまでの動作を短縮し、速く投げることを指します。
  • バッティングフォームとは?打者がボールを打つためにとる姿勢や動きを指します。

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