ヤクルト・奥川恭伸投手、7回途中2失点でマウンドを降りる
◇プロ野球セ・リーグ 広島-ヤクルト(17日、マツダスタジアム)ヤクルトの奥川恭伸投手が、広島戦で7回途中2失点という内容でマウンドを降りました
この試合は今季の彼にとって13試合目の登板となり、貴重な経験を与えるものとなりました
初回ではノーアウト満塁という厳しい状況を迎えましたが、ダブルプレーにより1点に抑えることができました
ダブルプレーとは、同時に2つのアウトを取るプレイのことで、ピンチを切り抜けるためには非常に重要な役割を果たします
その後、2回以降はヒットを許しながらも点を与えず、6点のリードを奪った5回にはタイムリーを浴びるものの、リードを保って攻撃を続けました
しかし、7回には1アウトから3連打を浴びて満塁のピンチを迎え、ここで降板することが告げられました
ベンチで悔しげに戦況を見守る奥川選手
しかし、その代わりにマウンドに上がった大西広樹投手がわずか4球で2つのアウトを奪い、このピンチを無失点で切り抜けました
この日の奥川投手は6回1/3を95球、3奪三振で被安打は11ながらも、2失点に抑え、今季の4勝目(5敗)の権利を持ってマウンドを降りました
奥川恭伸投手は、試合を通じて苦しい場面が多かったものの、冷静に投げ続けました。満塁のピンチでも、ベンチでの姿からは試合に対する真剣さが伝わってきました。大西投手がピンチをしのいだこともあり、チームとしての戦力の充実を感じさせる試合でした。
キーワード解説
- ダブルプレーとは、フィールド上で同時に2つのアウトを取ることで、主にピンチを切り抜けるために重要なプレイです。
- タイムリーとは、バッターがヒットを打った結果、走者がホームに帰って得点が入る得点機会を指します。

