この試合で才木投手は毎回安打を許すも、5回を投げてわずか1失点という好投を見せた
巨人戦では昨年7月から7連勝を記録し、今試合でもその好相性を発揮した
試合の序盤、才木選手は毎回安打を許す不安な展開に見舞われたが、特に第3回では岡本選手の手をフォークピッチで打ち取り、キャベッジ選手も151キロの速球で抑えるなどし、最少失点で切り抜けた
実はこれにより、巨人戦での連続イニング無失点記録が35で止まってしまったが、チームを勝利に導く重要な役割を果たした
試合後、才木投手は「展開的に、なかなか攻撃にリズムを持っていきづらかった」と振り返りながらも、最重要なのは「チームが勝つこと」だと冷静に自らの投球を分析した
藤川監督も「前回、120球を超えて完投していますから
本人はまだ投げたいでしょうけど」と評価し、及第点を与えた
才木選手は昨年7月30日から巨人に対して7連勝しており、阪神選手でこの記録を持つのは“5人目”と言われている
通算成績は巨人戦で13勝4敗となり、巨人戦での「貯金」は中谷(南海=16勝7敗)や権藤(中日=18勝9敗)など歴代選手に並んで最多となった
阪神の才木投手が、巨人との対戦で連勝記録を更新する好投を見せたことは、チームにとって大きな力となるだろう。特に巨人戦での成績は今後も注目され、彼の進化が期待される。
キーワード解説
- 才木浩人とは?:阪神タイガースの先発投手で、非常に安定した成績を残す実力派。特に巨人との対戦での成績が目立つ。
- フォークピッチとは?:野球の投球で、ボールが急激に落ちる特徴を持つ変化球の一種。打者からは見えづらく、三振を奪うための武器となる。
- 完投とは?:投手が試合の全イニングを投げ切ることを指し、特に9回まで投げた場合には「完投」とされる。

