オリオールズの菅野智之、敵地フェンウェイで11勝目を目指す
米大リーグのオリオールズに所属する菅野智之投手は、今季11勝目を目指してレッドソックスとの対戦に臨みます試合は日本時間20日に行われます
前日、18日にはフェンウェイパークでキャッチボールやダッシュの最終調整を行い、万全な準備を整えました
菅野投手は、14日のマリナーズ戦で日本人メジャー史上10人目となる新人での2桁勝利を達成したばかりであり、ここまで4連勝を記録しています
特に8月は3試合に投げ、防御率2.60、対打者被打率2割1分という数字を収めるなど、今月の成績は自己ベストとされています
特筆すべきは、3試合連続で本塁打を打たれなかったという点です
菅野は「10勝はあくまで通過点で、現在、投球が点から線になってきて、楽しく投げられている」と、自信を持って述べています
また、試合前の練習中にはレッドソックスの吉田正尚外野手と談笑し、両者の日本人対決に多くの注目が集まっています
レッドソックスでは、左脇腹を痛めたレフスナイダーが負傷者リストに入ったため、コーラ監督は吉田と3Aから再昇格した右打ちのイートンとのツープラトンを考えていることを明かしました
現時点で菅野投手はオリオールズの先発としてロジャースと対戦しますが、吉田選手はベンチスタートとなっており、次の試合で対決する可能性が高い状況です
これまでのNPB時代では、菅野投手と吉田選手は3度対戦し、菅野が3打数2安打1打点を記録しています
2019年のオールスター戦では、吉田選手が右前打を放つ場面もあり、再び両者の対決が実現することが期待されます
今後の展開に注目が集まります
菅野智之投手の活躍は非常に期待されています。彼はメジャーリーグでのシーズンが進む中で素晴らしい成績を残しており、日本人選手としての存在感を強めています。今後も活躍が続くことに期待がかかりますし、コロナ禍の影響で国内外のスポーツ界も厳しい状況が続く中、菅野選手のプレーは多くのファンに希望を与える存在となるでしょう。
キーワード解説
- 防御率とは？：防御率は投手の成績を表す指標で、与えた自責点を投球回数で割り、9を掛けた数値です。低い防御率は良い投手を示し、勝利に直結します。
- 被打率とは？：被打率は投手が投げた時にどれだけ打たれたかを示す指標で、相手打者がヒットを打った割合を計算したものです。低いほど良い成績とされます。
- ツープラトン構想とは？：ツープラトン構想は、両方の打席（左打ち・右打ち）に対して適応する選手を起用する戦術です。特に相手投手の持ち球や投球スタイルに応じて選手を交代して効果を高めます。
