試合の状況
試合は3-3の同点、6回の攻防が進行中でした1死一塁の場面で、中日外野手の上林誠知(30)が二塁を狙って走り出す
捕手からの送球が滑り込んだ上林に当たり、ボールは遊撃方向へコロコロと転がっていった
瞬間的な判断力
この時、二塁ベースの後方でカバリングに入っていた中野は、無人のエリアにボールが転がるのを見てすぐに全速力で追いかけ始めた三塁に向かう上林との競走が展開され、緊迫した状況となった
見事なスロー
遊撃手の定位置あたりでボールに追いついた中野は、ベアハンド(素手で捕球)で捕らえ、そのままランニングスローで三塁ベース上にストライクを投げ込むこれにより、ぎりぎりのタイミングで上林をアウトにし、ピンチを回避することに成功した
このファインプレーに球場は感嘆の声で満ち溢れた
チームへの影響
もし上林がセーフであったなら、阪神は1死三塁のピンチを迎えていたが、中野のおかげで無失点でしのいだ中野選手はこのプレーだけでなく、5回にもダイビングキャッチを成功させるなど、守備でも大きな貢献を果たしている
今回の記事では、阪神の中野選手の見事なプレーが取り上げられています。瞬時の判断と冷静な対応が強調されており、特にカバーの重要性が際立ちました。選手の習熟度やチームワークが勝利に繋がることを再認識させられる内容です。
キーワード解説
- カバリングとは?:カバリングとは、野球において何らかのプレーでボールがこぼれた際、他の選手がそのボールを捕るためにポジションを移動してカバーする行為を指します。
- ベアハンドとは?:ベアハンドとは、グローブを使わずに素手でボールを捕球する技術を指し、瞬時の判断力が求められるプレーです。
- ランニングスローとは?:ランニングスローは、走りながら行う投球で、弾力や精度が求められるため、高度な技術です。

