FA権を取得すると、選手は他の球団と自由に交渉できるようになり、他球団への移籍も可能となります
森原選手は球団を通じて、「日頃より温かいご声援をいただき、本当にありがとうございます
このたび、国内フリーエージェント(FA)権を取得いたしました
これまで支えてくださったファンの皆さま、球団関係者、そしてチームメイトに心から感謝申し上げます
これからも一日一日を大切に、全力でプレーしていきたいと思います」とのコメントを発表しました
彼は広島・山陽高から近畿大学工学部を経て、2016年のドラフトで楽天に入団
ルーキーイヤーの2017年には開幕から10登板連続で無失点を記録し、貴重な救援投手として活躍しました
その後も、防御率が良好で成績を残し続けました
2019年には自己最多となる64試合に登板し、4勝2敗、29ホールド、防御率1.97を記録しました
2022年には右肘のクリーニング手術を受け、そのためシーズンのスタートは遅れましたが、移籍後の2023年には抑えの役割を任されました
通算では303試合に登板し、12勝19敗、50セーブ、73ホールドという成績を残しています
| 年度 | 登板数 | 勝ち星 | 負け | セーブ | ホールド | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017 | 42 | 2 | 4 | 0 | 13 | 4.81 |
| 2019 | 64 | 4 | 2 | 0 | 29 | 1.97 |
| 2023 | 46 | 0 | 2 | 17 | 10 | 2.93 |
今後、FA権を活用することで、さらなる成長や挑戦が期待されています
森原選手がFA権を取得したことは、彼にとって新たな挑戦への扉が開かれたことを意味します。これまでの実績からも、他の球団からの関心が高まることが予想され、今後の動向が注目されます。
キーワード解説
- FA権とは?選手が特定の条件を満たした場合に獲得できる権利で、他の球団と自由に契約交渉ができること。
- ホールドとは?リリーフ投手が登板した際に、チームの勝利に貢献した回数を示す指標で、投手の評価に重要。
- 防御率とは?投手が失点した度合いを表すもので、低いほど良い成績とされる。

