DeNAの森原康平がFA権を取得、今後のキャリアに新たな選択肢

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
横浜で行われたJERAセ・リーグの試合において、横浜DeNAベイスターズの森原康平選手(33)が、出場登録日数が7年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格を得たことが判明しました

FA権を取得すると、選手は他の球団と自由に交渉できるようになり、他球団への移籍も可能となります

森原選手は球団を通じて、「日頃より温かいご声援をいただき、本当にありがとうございます

このたび、国内フリーエージェント(FA)権を取得いたしました

これまで支えてくださったファンの皆さま、球団関係者、そしてチームメイトに心から感謝申し上げます

これからも一日一日を大切に、全力でプレーしていきたいと思います」とのコメントを発表しました

彼は広島・山陽高から近畿大学工学部を経て、2016年のドラフトで楽天に入団

ルーキーイヤーの2017年には開幕から10登板連続で無失点を記録し、貴重な救援投手として活躍しました

その後も、防御率が良好で成績を残し続けました

2019年には自己最多となる64試合に登板し、4勝2敗、29ホールド、防御率1.97を記録しました

2022年には右肘のクリーニング手術を受け、そのためシーズンのスタートは遅れましたが、移籍後の2023年には抑えの役割を任されました

通算では303試合に登板し、12勝19敗、50セーブ、73ホールドという成績を残しています

年度 登板数 勝ち星 負け セーブ ホールド 防御率
2017 42 2 4 0 13 4.81
2019 64 4 2 0 29 1.97
2023 46 0 2 17 10 2.93
現在のシーズンでは、抑え役は入江選手に譲っていますが、森原選手も16登板を記録し、0勝2敗、3ホールド、防御率2.93という成績を残しています

今後、FA権を活用することで、さらなる成長や挑戦が期待されています

森原選手がFA権を取得したことは、彼にとって新たな挑戦への扉が開かれたことを意味します。これまでの実績からも、他の球団からの関心が高まることが予想され、今後の動向が注目されます。
キーワード解説

  • FA権とは?選手が特定の条件を満たした場合に獲得できる権利で、他の球団と自由に契約交渉ができること。
  • ホールドとは?リリーフ投手が登板した際に、チームの勝利に貢献した回数を示す指標で、投手の評価に重要。
  • 防御率とは?投手が失点した度合いを表すもので、低いほど良い成績とされる。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。