DeNA・東克樹、リーグトップの11勝を達成も勝利は逃す

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◇セ・リーグ DeNA―広島(2025年8月20日 横浜)横浜スタジアムにて行われたセ・リーグの試合で、DeNAの先発投手、東克樹(29)が素晴らしいパフォーマンスを見せたものの、勝利には至らなかった

東は5回を投げ、92球を投じて8安打3失点という成績を収めた

リーグで阪神の才木と並び、トップの11勝をマークしているが、今日の試合では勝利投手の権利を持ってマウンドを降りる結果となった

特に注目されたのは、初回1死一、二塁の場面での4番・末包との対戦

末包は今季14打数7安打、打率5割、3本塁打という飽くなき攻撃力を誇るが、東はここでチェンジアップを駆使し、三球三振に抑えた

動揺とは無縁の冷静な投球が光った瞬間でもある

しかし、3回には自身のミスから失点を喫してしまう

投手の大瀬良、4回にはモンテロに先頭で四球を与えてしまい、その後に失点

5回にはファビアンに特大のホームランを打たれるなど、分かりやすい形で得点を許した

打撃面では、東が2点を先制した場面が際立つ

2回の第1打席では1死二、三塁という絶好のチャンスで、彼は大瀬良のカットボールを捉え、逆方向の左翼に適時二塁打を放った

この打球は前進守備のファビアンの頭上を越え、2点を奪った

加えて、林の右邪飛でタッチアップし、佐野の適時打でさらに5点目のホームを踏んだ

東にとって、長打を記録したのは2023年9月14日の中日戦以来、2年ぶり

彼のバッティングは先発投手としては非常に貴重な貢献と言える

今回の試合では、東克樹選手の投球と打撃の活躍が際立ちました。特に、強打の選手に対して冷静に対処したチェンジアップの投球は高く評価されます。一方で、失点に繋がる四球は今後の課題と言えるでしょう。今後の試合でも彼が持っている力を最大限発揮できることを期待しています。
キーワード解説

  • チェンジアップとは?投手が投げる球種の一つで、スピードは速球よりも遅く、軌道も変化します。これにより打者はタイミングを外され、打ち損じることが多くなります。
  • カットボールとは?野球において、通常のストレートよりも少しだけ横に曲がる球種です。横の動きがあることで、打者のバットに当たりづらい特徴があります。

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