広島・高太一がプロ初ヒット献上も2勝目、宮崎と歴史的な勝負展開

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◇セ・リーグ 広島5―2DeNA(2025年8月21日 横浜) 広島東洋カープは、先発投手・高太一が素晴らしいパフォーマンスを披露し、シーズンの2勝目を手にしました

高は4回まで打者12人を完璧に抑えるパーフェクト投球を見せ、試合終了時点で7回を投げ切り、3安打2失点という成績を残しました

「大事な3連戦で、なんとか勝てて良かった」と試合後に喜びを語った高は、特に初球でストライクをしっかり取れたことを良かった要因として挙げました

この試合で注目を集めたのは、7回の1死一塁から始まる宮崎選手との勝負です

高は2球で素早く追い込むも、その後フルカウントに持ち込まれました

しかし、ここから宮崎選手はなんと10球連続でファウルのボールを打ち返し、粘り強さを見せつけます

そして、最終的に20球目に到達した際、145キロの直球を捉えられ、左翼スタンドに2ランホームランを浴びてしまいました

試合後、高は「何球投げたか分からないが、ずっと投げていたなと思った

打ってくれと思って投げたら、最悪な結果になった」と振り返りました

この接戦は投手が1打席で投げさせた球数として、2024年9月22日に矢野選手が涌井選手と行った22球に次ぐ歴史的な記録となりました

なお、19球以上を投げさせて安打を放ったのは今回の宮崎選手が初めてで、まさに記憶に残る一戦となりました

今回の試合は、広島の高太一投手が素晴らしいパフォーマンスを見せた一方で、DeNAの宮崎選手との勝負が特に印象的でした。どちらの選手も強い意志を持ってプレーしており、ファンにとっても記憶に残る試合となったことでしょう。特に20球目の粘り強い勝負は、今後のプロ野球においても語り継がれる名場面となるでしょう。
キーワード解説

  • パーフェクト投球とは?:投手が試合で相手打者を一人も出塁させずに、全ての打者をアウトにすることを指します。
  • フルカウントとは?:最初のストライクが3球、ボールが2球の状態を指し、この状況では次に投げた球がストライクになればバッターはアウトになり、ボールになれば出塁します。
  • ファウルボールとは?:バッターが打った球がまずフェアエリアの外に飛んだが、バッターが不正な打撃をしたわけではない球のことです。
  • ホームランとは?:打者が打った球が外野のフェンスを超えて、無事に得点することができるようなヒットの一つです。

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