この日、特に注目を集めたのは育成ドラフト2位で指名された内野手の清水武蔵（21）である
彼はアコースティックギターを持参し、入寮直後にはシンガー・ソングライター瑛人の人気曲「香水」の一節を演奏した
清水は、休日にリフレッシュを兼ねてギターを弾くことが趣味であり、心地よい旋律が寮内に響き渡った
彼はギターについて「披露するほどの腕前じゃない」と謙遜しつつも、慣れた手つきで演奏
彼がギターを購入したのは、コロナ禍だった国士館高校時代のことで、「何か新しいことを始めようと思って」とのことだ
清水は、独立リーグ・栃木に在籍中もギターを手放さず、オリックスでも彼の〝相棒〟として持参している
また、彼の名前は江戸時代の剣豪、宮本武蔵に由来しており、自身も「二刀流」を自負している
中学時代には投手や捕手を経験したが、高校以降は野手専念しており、独立リーグ3年目の昨シーズンには打撃力を買われて捕手から遊撃手にコンバートされた
清水の野球に対する情熱は強く、「一日でも早く支配下になれるように毎日の努力を重ねていきたい」と意気込みを語る
また、ギターの弦を押さえる指の動きと野球が通じるという彼の器用さは、今季においても彼の武器となるだろう
清水は、まずは2桁の背番号を獲得するため、日々の練習に励む姿勢を示した
オリックスの清水武蔵選手は、選手寮でギターを持参して音楽を楽しむ姿勢が印象的です。ギターと野球を同時に楽しむ彼は、いかに多才な選手かを示す良い例となるでしょう。彼の独自の個性がチームに新たな彩りを加えることでしょう。
キーワード解説
- 二刀流とは？：二刀流とは、異なる分野や役割を同時にこなす能力のことで、清水選手の場合は野球とギター演奏を同時に楽しむ姿勢を指しています。
