巨人・中山礼都、プロ初出場の右翼で華麗な守備を見せる

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◇セ・リーグ 巨人4―1DeNA(2025年8月23日 東京D) 巨人の中山礼都内野手(23)は23日のDeNA戦(東京D)でプロ初の3番に入り、名前の礼都(らいと)と同じ右翼(ライト)としてプロ初スタメンを果たした

試合では4打数無安打と快音は聞かれなかったものの、慣れない右翼守備で相手の同点打を阻止する活躍を見せ、勝利に貢献した

試合の流れと中山の活躍

試合は1―0で迎えた6回、巨人の先発左腕・井上が先頭の蝦名に対して2ストライクから4球連続ボールを投げ、無死一塁の状況を作り出した

ここで打席に立った桑原に右中間二塁打を浴び、蝦名は一塁から本塁へ猛ダッシュを開始した

守備での見事なプレー

右翼の中山は、桑原の打球をキャッチ後、素早く本塁へ送球

二塁の吉川がワンバウンドでバックホームしたが、送球はやや一塁側に逸れてしまった

しかし、捕手の甲斐は大きくミットを伸ばして、ヘッドスライディングで本塁を突いた蝦名にタッチをし、アウトを取る見事なプレーを決めた

このファインプレーにより、同点となる失点を防いだ

従来の期待を超えたパフォーマンス

中山は前日の同戦に「6番・左翼」として先発出場し、8回からはプロ入り後初めて右翼守備に就いていた

プロ5年目で初めて実現した「中山ライト」には多くのファンが注目し、試合後のSNSでも話題となった

彼の名前は、イチローや高橋由伸といった優れた選手に由来しており、初の先発ライトであることが興味深い

監督の評価と外野手への期待
試合後、阿部慎之助監督(46)は中山の活躍を称賛

彼は「中山が慣れないポジションに入れたが、なぜかうちの外野手では一番守備範囲が広いというデータも出ている

ナイスプレーだった」と話しつつ、本職が外野手の選手たちに対して少し苦言を呈した

「情けないことに、内野から移った選手が一番守備範囲が広いというデータが出ているのは本職の選手たちを考えると情けない」と続ける姿勢からも、チーム全体の底上げを図る意識が見て取れる

中山礼都選手のプロ初の右翼としての出場は、多くのファンから期待されていましたが、彼はそれに応える形で見事な守備を披露しました。試合中に学んだことが、彼の成長につながるでしょう。
キーワード解説

  • プロ初出場とは? プロ初出場は、選手がプロの試合に初めて出ることを意味します。これは選手にとって特別な瞬間で、期待や緊張感が高まります。
  • 右翼とは? 右翼は、野球の外野の位置の一つで、ホームプレートから見て右側に位置します。投手の打球を受ける役割を担っています。
  • 守備範囲とは? 守備範囲は、選手が守備をする際にカバーすることができるエリアを指します。広い守備範囲を持つ選手は、多くのボールを捕球できる能力があるとされています。
  • データとは? データは、選手や試合に関する数値のことで、成績やパフォーマンスを数値化し分析するために使用されます。

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