西武今井、ロッテ戦で完封勝利を達成

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◇パ・リーグ 西武2―0ロッテ(2025年8月23日 ZOZOマリン) 西武の今井達也投手(27)が、ロッテ打線を僅か4安打に抑え込み、今季2度目の完封勝利を遂げた

この勝利により、西武は2連勝で借金は7となった

今井の投球内容

今井は試合後のヒーローインタビューで、「率直にすごくうれしいです

全体的に回を追うごとにリラックスして、落ち着いて投げられた

」と語った

特に彼が強調したのは、相手バッターをよく見極めていたことであり、捕手の古賀からのリードにも感謝の意を示した

初回のピンチを乗り切る

初回には2死一、二塁のピンチを迎えたが、156キロの直球により池田を中飛に抑え、早々にリズムを掴んだ

ロッテ打線はファーストストライクから積極的に攻撃を仕掛けてきたが、今井は球数を少なく打ち取ることに成功した

試合後の評価

また、5回1死三塁では友杉を外角スライダーで空振り三振、続いて藤原には四球を与えながらも、西川を156キロの直球で遊ゴロに仕留める強さを見せた

最終的には、今井は9回で圧巻の3者連続三振を奪い、合計で12三振を記録した

プロ通算6度目の完封勝利

この勝利は今井にとってプロ通算6度目の完封勝利であり、114球という投球数は自己最少記録である

彼は、「ストライクゾーンでバッターと勝負できたので」とコメントし、マリーンズ打線が初球から積極的に打ってきたことをうまくかわした手応えを語った

エースの快投とチーム状況
今井は8月に計3試合、24イニングでわずか1失点という防御率1.60を誇り、クライマックスシリーズ争いにおいてもエースとしての役割を果たし続けている

今井達也選手がロッテ戦で示した完封勝利は、投手としての高い技術と精神的な安定性を証明しています。特に初回のピンチを乗り越えたことは、彼の成長を示しており、チーム全体の士気を高める結果となるでしょう。これからの試合でも彼の活躍に期待がかかります。
キーワード解説

  • 完封勝利とは?投手が相手チームに1点も得点を許さず、試合を完了させることを指します。
  • 防御率とは?投手の成績を示す指標で、9イニング(1試合分)あたりの失点数を算出したものです。低いほど投手の成績が良いとされます。
  • 三振とは?バッターがストライクを振ったり見逃したりし、3回目に達するとアウトになることを指します。

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