この試合では、2023年ドラフト一位の常広選手が昨年9月29日の中日戦以来、今季初の先発マウンドに立ち、6回途中で3失点（自責2）という成績を残しました
常広選手は、昨秋ドラフト一位の中日・金丸選手に投げ勝ち、昨年9月15日の横浜DeNAベイスターズ戦でプロ初勝利を挙げて以来、343日ぶりのプロ通算2勝目をマークしました
試合の中盤、6回に常広選手がブライト選手の3ランホームランを浴びて2点差に詰め寄られましたが、新井監督の小刻な継投によりリリーフ陣がしっかりと流れを引き戻しました
6回1死からは中崎選手が4番・細川選手を、ハーン選手が5番・ボスラー選手をそれぞれ仕留め、相手に流れを渡さない戦いを展開しました
8回には島内選手が1点差に詰め寄られたものの、9回には森浦選手が無失点で試合を締めくくりました
広島の打線は3回に敵失を利用して5点を奪う活躍を見せました
1死一、三塁の場面では、プロ初の遊撃スタメンを務めた前川選手が先制打を放ち起用に応え、2死一、二塁の場面ではモンテロ選手が2点二塁打を放ちました
また、末包選手は一昨年の自己最多に並ぶ11号2ランを記録し、追加点を奪いました
この試合は、若手選手同士の投げ合いが注目を集めました。常広選手は今季初登板でしっかりと結果を出し、プロ2勝目を挙げたことが特に評価されます。また、チーム全体の守備力と打線のつながりも感じられ、今後の試合への期待が高まります。新井監督の継投策が功を奏した点も重要です。
キーワード解説
- 常広とは？：広島東洋カープに所属するピッチャーで、2023年のドラフトで1位指名を受けた若手選手です。
- ブライトとは？：中日ドラゴンズの選手で、この試合で重要な3ランホームランを打ちました。
- 三運とは？：ピッチャーが交代して試合を進める際の戦略です。この試合では新井監督が小刻みに継投を行いました。
