この歴史的な瞬間は、試合の終盤、8回、2死の場面で訪れた
9点のビハインドを背負っていた中村選手は、3番手投手の江原雅裕が投じた真っすぐを捉え、右翼席へ飛ばした3号ソロ本塁打として記録
通算1605試合目、6321打席目での快挙だ
中村選手は、「しっかり1打席に集中していけた結果が良かった
（本塁打は）ちょっとびっくりしました
僕らしくないな」と振り返り、喜びの表情を浮かべながらダイヤモンドを回り、仲間たちの祝福を受けた
2023年までの通算1387安打を記録し、140安打を放った前シーズンまでは、2024年中に達成することも目標とされていたが、今季は新たに山川穂高選手が加入し、主に代打としての役割を担うことに苦しんだ
シーズン中の40安打、打率2割2分1厘と苦しい成績で、「勉強の年」と小久保裕紀監督から言及された
中村選手自身も「簡単には成功しないと思う
来年につなげられるように生かしていきたい」と語り、出場機会が限られる代打としての難しさを強調した
試合中の体の準備についても、100%の状態にすることがいかに難しいかを実感し、「70～90%を保つようにした方が良い」と自身のスタンスを見直していた
開幕後の故障者続出もあり、スタメン出場の機会が増えたことで、1500安打もリアルに意識することができた
「頑張っていれば、何か良いことがあると思った」と中村選手は振り返った
新たな目標は今年の優勝に向けたヒットの数を増やすことだ
「数字はこれから考えていきたい
新しい目標を達成していかないと」と意気込みを語る中村選手
これまでのキャリアにおける重要な瞬間を迎え、さらなる活躍への期待が高まっている
中村選手が通算1500安打を達成した記事からは、彼の努力と成長がよく伝わります。特に代打としての苦労を話し、逆境を乗り越える姿勢が印象的でした。これからの活躍が楽しみです。
キーワード解説
- 通算1500安打とは？
- 打率とは？
- 代打とは？
- ホークスとは？
