中日・松葉貴大がウエスタン・リーグで好投、1軍復帰へ意欲示す

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◇26日 ウエスタン・リーグ 中日6―7阪神(ナゴヤ) 中日ドラゴンズの松葉貴大投手(35)が、ウエスタン・リーグの阪神戦に先発し、2イニングを投げて1失点という成績を収めた

この試合は、松葉にとって出場選手登録が抹消されてからの初登板であり、次回の1軍登板へ向けての調整状況を示す重要な一戦となった

試合の振り返り

試合は中日が6-7で惜敗し、チームの連勝は3でストップしたが、松葉のピッチングは先発として期待される内容だった

松葉は独特な投球スタイルである「打たせて取る投球」で知られ、初回には内野ゴロの間に1点を失ったものの、2死三塁の場面では適切な判断で遊ゴロに抑えた

2回には無死一塁から、アルナエスを三ゴロ併殺打に仕留め、良い感触を得ることができた

監督とのコミュニケーション

試合後、松葉は落合英二2軍監督からのアドバイスを受け、「今日の登板や上(1軍)で苦しんでいたことについて聞けた

今後の試合で出していけたら」と話し、今後の展望を語った

シーズンの振り返りと今後の目標

松葉は、今季前半にチームトップの7勝を挙げる活躍を見せ、自身初のオールスター出場を果たした

しかし、オールスター後の試合では4試合で未勝利と苦しんでおり、リフレッシュを目的に18日に出場選手登録を抹消された

2軍での調整中は、トレーナーから体の張りや可動域のチェックを受けながら、疲労を回復させる努力を続けている

2軍監督の期待と松葉の決意
落合監督は「ここにずっといる投手ではないので、どこかで(1軍の)チャンスは必ずくる」と語り、松葉への期待を示した

松葉自身も「個人的にも、目標の規定投球回クリアに向けて最後のひと踏ん張りができたら」と、万全の状態での1軍復帰を目指して全力を尽くす意欲を表明した

中日・松葉貴大投手のウエスタン・リーグでの好投は、1軍復帰を目指す彼にとって重要なステップです。出場選手登録が抹消されていた中での登板で、1失点という結果は、次回の1軍登板へ向けた足がかりとなるでしょう。監督からの期待に応えられるか、今後の試合に注目です。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?ウエスタン・リーグは、プロ野球の2軍選手が所属するリーグで、主に練習試合や選手育成のための大会です。
  • 打たせて取る投球とは?打たせて取る投球は、打者にボールを打たせてからアウトを取るピッチングスタイルで、打者のミスを誘発することが特徴です。
  • 出場選手登録抹消とは?出場選手登録抹消は、選手が一時的に試合に出場できない状態になることを指し、ケガの回復や調整のために行われることがあります。

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