プロ9年間の経験を生かし、充実した日々を送る武田選手が語る社会人野球の魅力とは、どのようなものなのだろうか
炎天下でのインタビュー中、汗を流す武田選手は「全然、大丈夫です!」と明るく笑顔を見せた
2021年までオリックス・バファローズと中日ドラゴンズでプロ野球選手として活躍していた武田選手は、突然の戦力外通告を受け、社会人チーム「三菱重工East」に入団
この新たな挑戦に対し、初めは社会人野球のシステムすら理解できていなかったという
社会人野球の魅力
初年度は都市対抗野球の西関東予選で悔しい思いをするも、補強選手としてENEOSに招かれ、初めて出場した大舞台では嬉しい優勝を果たした2年目ではチームの6年ぶりとなる都市対抗ベスト8進出に寄与し、3年目には自身の14度目の本戦出場で初の優勝を達成した
緊張感と楽しさ
武田選手は「今は、めちゃくちゃ楽しいですね」と語るプロとは異なり、社会人の大会では負けるとその試合で終わりという厳しい環境が、逆に彼の緊張感を楽しむ要因となっているようだ
プロ時代の成績は振るわなかったが、5年目に出場97試合、打率.295を記録しながら、打撃の難しさに苦しむ日々を過ごしていた
復活のきっかけ
ドラゴンズからの構想外を告げられた際には、引退を考えたこともあったというしかしその後、再び野球を楽しむ気持ちが芽生え、都市対抗野球の応援シーンをテレビで目にすることで、新しい挑戦への意欲が湧いてきた
未来への目標
「最後は楽しく野球をやって終わりたい」という思いから三菱重工Eastに参加した武田選手今後も彼の活躍に期待が寄せられている
武田選手が社会人野球で活躍していることは、非常に嬉しいニュースです。彼のプロ野球でのキャリアを経て、再び挑戦する姿勢が素晴らしいと思います。社会人野球の魅力を楽しみながら、しっかりと結果を出しているのは、彼の成長の証です。
キーワード解説
- 社会人野球とは?:プロ野球選手以外の者が参加する、企業に属するアマチュアチームによる野球リーグのこと。
- 都市対抗野球とは?:日本で行われる社会人野球の大会の一つで、企業チームが全国から参加し、優勝を競うイベント。
- 補強選手とは?:チームの戦力を強化するために、他のチームから一時的に加入する選手のこと。

