この登板は、実に12試合ぶりであり、しかも中13日の空白を経てのもので、期待がかかる中でのマウンドでした
マルティネスは9回裏、1点リードの状況で5番手として登板し、初打者の小野寺をスプリットは遊ゴロに打ち取り、続く代打・豊田をスプリットで空振り三振に、最後の近本には153キロの直球を投げて再び遊ゴロに仕留め、わずか10球で3者凡退を達成しました
この結果、今季35セーブ目を挙げました
彼は15日の東京ドームでの阪神戦において、史上最速で通算200セーブを達成してから、この試合が最後の登板でした
チームが大勝したり敗北したりする状況で、マルティネスがセーブ機会に恵まれなかったため、1ヶ月近くマウンドを離れていました
「長い間空いていた分、最初のアウトを取るために球速を気にせず、低めに集めることを意識して投げた」と彼は振り返っています
阿部慎之助監督(46)は、彼の登板について「ブランクがあったが、本人がセーブ機会を待つと言っていたため、尊重した」と述べています
さらにマルティネス自身は「普段通り、セーブ機会である以上は、いつも通り投げている」と頼もしい姿勢を見せています
彼の活躍は、巨人にとって大きな戦力であり、今後の試合でもその存在感が期待されます
今回、マルティネス選手が長い間のブランクを経て、見事な投球を見せたのは、彼のプロとしての自信の表れといえます。彼の登板姿勢や意識は、投手たちにとって大いに参考になる点が多いでしょう。
キーワード解説
- リリーフ投手とは?:試合の最後の局面で登板し、試合を締めくくる役割を持つ投手のこと。特にセーブの機会を狙う。
- セーブとは?:投手が試合の勝利を守るために登板し、リードを保ちながら試合終了まで投げること。3点差以内での登板が基本。
- スプリットとは?:速球と同じように投げられ、打者のバットを振らせるように変化する球種。落ちるような変化が特徴。

