この試合で山崎は今季10勝目を挙げ、3年連続の2桁勝利を達成しました
山崎は14日ぶりの先発登板で、前回の阪神戦では4回4失点で降板しており、その不安を払拭すべくマウンドに立ちました
試合中、5回には一死満塁のピンチを迎えましたが、相手先発の大竹からの中前適時打で同点に追いつかれたものの、幸運なダブルプレーで最少得点に抑えました
その後、巨人打線は6回にキャベッジ選手の適時二塁打で3点を追加し、山崎に強力な援護を送りました
山崎はそのまま無失点で守りを固め、2番手のケラーにマウンドを託しました
試合後、山崎は投球についての意見を述べ、「今年はカットボールが思った通りに曲がらず、良くなかったが、今日は有効に使えた」とし、過去の敗戦を振り返りつつ「今日は気持ちを入れて臨んだ」と語りました
また、ファームでの13日間は、自由な時間があり、自身の投球映像を確認するなど充実したトレーニングを行ったことを明かしました
昨年より約2ヶ月早く2桁勝利を飾った山崎
この日の好投により、残り試合での活躍が期待されます
山崎選手の投球術は、試合の流れを大きく変える要素となりました。特に、ピンチを迎えた際の冷静さと、チームからの援護のタイミングは極めて重要です。3年連続の2桁勝利を達成したことで、彼の成長が如実に表れています。
キーワード解説
- 2桁勝利とは?プロ野球において、シーズン中に投手が10勝以上を挙げることを指します。この記録は、投手の実力を示す重要な指標となります。
- カットボールとは?カットボールは、速球に近いスピードで投げられ、打者に対してわずかに軌道が変わる球種です。打者にとってはミートしにくい球となります。

