西武・高橋光成、オリックス戦で大量失点も次回登板へ意欲

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
西武ライオンズの高橋光成投手(28)が29日に行われたオリックス・バファローズ戦に登板し、7回を7安打7失点で投げ、その結果7敗目を喫した

試合はチームも1-8と完敗し、パ・リーグ5位に沈む西武は3位のオリックスとのゲーム差を6.5に広げ、自力でのクライマックスシリーズ進出の可能性が再び消滅した

試合を振り返る高橋

試合後、高橋は「先取点を与えたことと大量失点してしまったことは反省点

もっと大胆なピッチングで攻めてもよかったと思う」と述べた

彼のピッチングスタイルは通常、強気な投球で知られるが、この日のパフォーマンスには悔いが残ったという

西口監督の指摘

西武の西口文也監督(52)は、高橋に対して「2回にやられたので、4回はもう少し考えてほしかった

6回、7回の雰囲気を序盤から出してほしかった」と苦言を呈し、投手としての課題を指摘した

今季の成績と去就の不安

これで高橋の2025年のシーズン成績は19試合で5勝7敗、防御率は2.95に

5月には国内FA権を取得しており、オフの去就が注目されている

しかし、高橋のメジャー挑戦に関するMLB関係者の評価は厳しく、「正直旬は過ぎている」との見方が強い

メジャー契約の難しさ
高橋が今年ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を果たした場合でも、平均的な評価はスプリット契約(メジャーとマイナーの二重契約)のキャンプ招待選手が妥当ではないかと言われている

今年入団したソフトバンクの上沢直之投手(31)や、ヤクルトに移籍した青柳晃洋投手(31)と「同等」に扱われる可能性もあリ、チャンスが多くはないことを示唆している

メジャー契約を得られない状況でも、高橋がメジャー昇格を果たすためには、マインドセットを強固なものにし続けることが必須だ

それが彼の野球人生にとって大きな意味を持つことになるだろう

高橋投手は、今季の結果に対する反省を口にしましたが、次回の登板への意欲を見せています。メジャー挑戦についても慎重に考えなければならない状況です。彼が持つ強じんなメンタリティーが今後の野球人生に大きな影響を与えることが期待されています。
キーワード解説

  • FA権とは?:フリーエージェント権の略で、選手が一定期間プレーした後に契約が終了した場合、他のチームと自由に契約できる権利のことを指します。
  • スプリット契約とは?:メジャーリーグへの昇格が難しい選手のための契約形態で、メジャーとマイナーの両方と契約を結ぶことで、両方のリーグでプレーできる可能性を持つ契約です。
  • ポスティングシステムとは?:日本のプロ野球選手がメジャーリーグへの移籍を希望した際に、チームが選手を他のチームに「売る」ための制度です。これにより選手は移籍しやすくなります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。