試合は、阪神が先制した直後、リチャードが同点となる適時打を放つ展開となった
試合の詳細
リチャードは「7番・一塁」に入って先発出場0-1で迎えた2回、1死一、二塁の場面で、第1打席に立った
相手先発左腕・高橋が投じた2球目の内角カットボールを見事に捉え、左前に安打を放った
このヒットにより、二走のキャベッジは同点のホームを踏んだ
リチャードの復調と自己記録の更新
この安打はリチャードにとって、26日の広島戦以来4試合14打席ぶりとなるものだまた、打点に関しても、24日のDeNA戦で放った146メートルの特大本塁打以来5試合18打席ぶりで、今月18打点目となった
これで彼は、ソフトバンク時代の2021年9月にマークした13打点を上回り、自己最多記録を更新し続けている
母校の偉業とともに
興味深いことに、23日にはリチャードの母校・沖縄尚学が夏の甲子園で初優勝を果たしており、その直後に彼自身も聖地・甲子園での試合で躍動する姿を見せた今回の試合でのリチャードの活躍は、彼自身の成長を示すものであり、特に母校の喜びと重なる部分が感慨深い。彼のパフォーマンスがチームにどのように寄与するのか、今後の展開が楽しみである。
キーワード解説
- カットボールとは? カットボールは、投手がボールを横にカットするようにして投げる変化球で、打者にとってタイミングを取りづらい球種です。
- 打点とは? 打点とは、打者が出したヒットや四球などで得点に繋がった場合に与えられるポイントのことです。

