ソフトバンク・渡邉陸、ウエスタン・リーグで4号ソロ本塁打を放つ

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 ◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク12―2広島(30日、タマスタ筑後) 福岡ソフトバンクホークスの捕手、渡邉陸 (24)は、ウエスタン・リーグの対広島戦で勝ち越しの4号ソロ本塁打を記録した

試合は大差で勝利を収め、渡邉にとっても重要なゲームとなった

 渡邉はこの試合で「8番捕手」として先発出場

試合序盤は同点の状況で迎えた4回、低めのカットボールを適切に捉え、左中間フェンスを越えるソロ本塁打を放った

彼自身は「風が吹いていたので、ボールがあがるだろうと思っていた」と振り返り、確信を持って打席に臨んだ様子がうかがえる

 また、第1打席の2回には無死一塁の状況で変化球を泳ぎながらも二塁への内野安打を打ち、続く4回には1死満塁の場面で押し出し四球を選ぶなど、3打数2安打2打点の内容を残した

彼は試合後、「だいぶ球が見えるようになってきた」と手応えを語った

 今シーズンは1軍で24試合に出場し、打率は2割2分2厘

6月20日に出場選手登録を抹消されて以降、2軍での生活が続いていた

ウエスタン・リーグでの打率も2割前後からようやく2割2分3厘に上昇したことは、彼にとって明るいニュースだと言える

 渡邉は、村松有人2軍打撃コーチ(52)と共に、26日のくふうハヤテ戦から体の使い方や感覚を調整しており、その結果、最近の4試合では11打数6安打、打率5割4分5厘、2本塁打という素晴らしい成績を収めている

彼は「力みすぎないように意識している」とし、コーチも「ようやく球を(バットで)捉えることができるようになってきた」と評価した

 渡邉は「毎試合、最低2本ずつ打ち続ければ打率はもっと上がる」と今後の成長に対する意欲を示しており、さらなる飛躍が期待される

渡邉陸選手の活躍は、今後の彼の成長につながる可能性が非常に高いです。特に練習によって技術を修正し、実際に結果に結びつけている点が非常に評価されます。今後もこの調子で成績を伸ばしていくことが期待されています。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?:プロ野球における2軍のリーグで、各球団の若手選手や再起を図る選手がプレーする場です。
  • 捕手とは?:野球のポジションの一つで、投手の後ろに位置し、ピッチャーが投げたボールを受ける役割を持つ選手です。
  • カットボールとは?:ボールの回転と軌道によって、右打者に対して外側に切れるように投げられる変化球です。

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