彼は青山学院大学からのドラフトで入団した選手であり、プロ入りからの2年目を迎えている
この試合に臨むにあたり、常広投手は「ストライク先行を意識して投げたい」とコメントし、強力なヤクルト打線を警戒していた
試合は好スタートを切るも、2回にピンチを招くこととなった
1死から3連打を許し、一気に同点に追いつかれると、その後2死満塁の状況を迎えた
ここで長岡選手に勝ち越しの2点適時打を浴び、チームにとって厳しい展開となった
常広投手にとって、この日はプロ入り初のビジターゲームとなった
神宮球場は彼にとって特別な場所で、大学4年時には全日本大学選手権決勝で完封勝利を挙げ、最高殊勲選手賞と最優秀投手賞を受賞している
この思い出深い舞台での登板に、「懐かしい気持ちだった」と振り返った
試合の流れは彼にとって厳しく、4回には再び長岡選手と村上選手の適時打を浴びる結果となり、結局4回を投げて10安打5失点で降板することとなった
神宮のマウンドで白星を掴むことはできなかったが、先輩選手からの期待と自身の成長を感じる試合ともなった
常広投手の試合は、プロ野球における成長過程を示す一面がありました。特に大学時代の実績との対比が印象的で、今後の課題と可能性を感じさせるものでした。厳しい結果ではありましたが、次回に向けての期待も高まります。
キーワード解説
- 常広羽也斗とは?:広島カープの若手投手で、青山学院大学からドラフトで指名された選手。選手として成長を続けている。
- ビジター登板とは?:ホームチーム(自チームの本拠地)ではなく、相手チームの本拠地で行う試合に投げること。環境が全く異なるため選手にとっては特別な経験となる。
- ストライク先行とは?:投手が四球を避け、最初から打者に対してストライクで攻めること。これにより、打者を追い込むことで有利に試合を進めることができる。

