西武・今井達也、連続完封勝利で復活の兆しを見せる

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西武ライオンズの今井達也投手(27)が、9月2日に行われた楽天との試合で素晴らしいパフォーマンスを披露し、チームの連敗をストップさせた

この試合で今井は9回を投げ切り、わずか2安打に抑え、10奪三振を記録した

この結果、2対0でチームの勝利に貢献しており、今井自身も今シーズン9勝目を挙げ、3年連続の2桁勝利に王手をかけた

投球スタイルの革新

今井は、最速159キロの速球に加え、スライダーや新たに取り入れたシンカーを駆使し、楽天打線を打ち崩すことなく試合を進めた

「無四球というところが一番良かった」と語る今井は、テンポの良さを自信に変え、毎回ゼロに抑えることをターゲットにして投げ続けた

完全復活を果たした今井の投球

ここ4試合(33回)でわずか1失点、防御率0.27という圧倒的な成績を残している今井は、数少ない荒れ球をコントロールできるピッチャーの一人と称され、MLB関係者からも注目を集めている

スリークオーターからのシュート回転

今井が右打者に投げる際、キャッチャーはインコースにミットを構えないことから、彼の投球スタイルの特徴がわかる

ストレートの回転がシュート回転になるため、外角に構えることで自然に内角に食い込んでくる

これは右打者にとっては踏み込みにくく、左打者にとっては逃げていく球になる

ストレートのコントロールと今井スタイルの確立
今井は若いころはシュート回転を矯正することに苦労したが、それを活かす方向にシフトし、荒れ球を制御するスタイルを確立した

これにより彼は「難攻不落の好投手」となり、日本球界の襲撃撃の一員となったのである

今井達也は現在、日本球界を代表するスーパー右腕として、MLB各球団からも熱い視線を送られる存在となっている

今井達也投手の復活劇は、チームの成績に大きく寄与しており、彼の存在感がますます重要になっている。投手として荒れ球を制御する技術は、特に観客や若い選手たちにとって大きな見本となるだろう。
キーワード解説

  • 完封勝利とは、一試合において相手チームに得点を許すことなく自チームが勝利することを指します。
  • 奪三振とは、投手が打者を三振にすることを意味し、投手の実力の指標の一つです。
  • 防御率とは、投手が与えた自責点をもとに算出される指標で、低ければ低いほど良い成績を示します。
  • シュート回転とは、ボールが横に回転しながら飛ぶことによって、直進するボールが打者の横に急に移動する現象です。

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