多摩センターでジャイアンツギャラリー展が開幕 地域で巨人軍の歴史をたどる特別展示

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読者のみなさんへ 野球ファンのみならず地域の人々にも開かれた特別展示が、今日から東京都多摩市のココリア多摩センターで始まりました。ジャイアンツの歴史を多くの人に伝える機会として、球団公式の協力のもと貴重な資料が集まっています。

開催概要

9月2日から東京都多摩市のココリア多摩センター7階ココリアホールで「ジャイアンツギャラリーin多摩センター」が開幕しました。主催は多摩市と多摩センター地区連絡協議会で、読売巨人軍などの協力を得て実施されます。今回の展示は多摩地域では初となる球団所蔵品のまとまった公開です。

展示の主な見どころ

会場の中央には1973年のV9達成を象徴するチャンピオンフラッグとリーグ優勝ペナントが掲出され、来場者は9年連続日本一という偉業の重みを肌で感じられます。ほかにも歴代ユニフォームや優勝メンバーの寄せ書きなど、球団の長い歴史を彩る資料が並びます。

また練習拠点だった多摩川グラウンドを振り返る写真パネル、今年6月に逝去した長嶋茂雄さんゆかりの品々を集めたコーナーも設置され、来場者は資料に見入ると同時に個人的な思い出と重ね合わせて語り合っていました。

来場者の声

会場を訪れた70代の女性は、昔はよく球場へ足を運んだと語り、定岡正二さんのユニホームを前に「アイドルのようだ」と懐かしそうに話していました。隣接する70代の男性は長嶋茂雄さんを「スーパースター」と表現し、身近な場所で彼の遺産を見られることに感激していました。

パブリックビューイング

最終日の10日にはパルテノン大通りで多摩市と協力して「巨人対広島戦」のパブリックビューイングを行います。ココリアの壁面へ試合中継映像を投射し、市民が自由に観戦できるイベントです。

スタンプラリーと賞品

期間中ココリア内外を回るスタンプラリーを開催。専用のラリーシートにスタンプを集めるとジャイアンツ戦のペア観戦券や選手直筆サイン色紙などが当たる抽選に参加できます。参加は無料で、スタンプは10日まで設置されます。

情報源は読売ジャイツ公式ホームページで現地の開催情報が紹介されています。

展示は10日まで毎日開館し開館時間は10時から17時です。会場の詳しい案内は多摩市の公式ウェブサイトをご確認ください。

最後に 皆さんがこの歴史を自分の言葉で語り合い、地域の文化イベントとしての意味を深めることを期待します。野球の過去を知ることで今の楽しさを再発見できるはずです。

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