巨人が3人の猛打賞が揃い踏みで、大阪での「東京決戦」を2連勝で締めました
この試合で、巨人の泉口友汰内野手（26）は8回に強く誓っていました
「和真（岡本）さんと尚輝さん（吉川）が猛打賞
最後に回ってきたらもう1本打ちたいな」
初回には前年に続く2点の適時三塁打で先制し、2回にも中前打を放ちました
打席でヤクルトの木沢が投げたスプリットを右前に運ぶことで、この日も3安打を記録しました
この結果、打率を3割に上げ、首位打者に躍り出ました
振り返れば、泉口の快進撃は1月の自主トレに始まります
岡本と吉川の両内野手の自主トレに参加し、プロ2年目である彼は遊撃争いの激化に危機感を抱いていました
大先輩たちを「師匠」とし、没頭して学び続けました
5月には岡本が左肘を負傷し長期離脱するも、泉口は毎日連絡を取り続け、互いにバックアップし合いました
「それを意識してやればまた打てるようになる」と岡本から送られた助言を胸に、安打を重ねてきました
8月に岡本が復帰してから、泉口は「（打順の）後ろに和真さんがいるので、なんとか毎打数出塁を」と気を引き締めています
この日、チームは12安打を記録し、今季最長の4試合連続の2桁安打を達成
内、9安打を3人で叩き出しました
岡本が4番に座った試合では、「明日も頑張ります」とバスに乗り込む背中には、愛弟子の泉口の首位打者争いを聞かれ、力強いサムアップが見られました
巨人の阿部監督は泉口について「取り組む姿勢、集中力が素晴らしい」と評価
泉口がプロ入り初の2試合連続猛打賞を記録し、前年の33安打から飛躍的に成長した数字を示しています
過去の例に照らすと、新人の首位打者は存在しない中、泉口の活躍が期待されます
今回の試合では、泉口選手の活躍が特に目立ちました。師匠である岡本選手と吉川選手の存在が、彼の成長に大きく寄与しているのが印象的です。若手選手が先輩たちから学ぶ姿勢は、チーム全体の士気にもつながることでしょう。
キーワード解説
- 猛打賞とは？: 1試合で複数安打を放つことを指し、特に3安打以上が求められます。
- 首位打者とは？: シーズン終了時に最も高い打率を記録した選手に贈られるタイトルです。
- 自主トレとは？: 選手が自分の判断で行うトレーニングのことで、通常はオフシーズンに行います。
