中日 vs 阪神戦での代打のヒーロー、板山が流れを変えた日
2025年9月4日、中日と阪神の試合がバンテリンドームで行われましたこの試合では、阪神の代打・板山が7回裏に右前適時打を放ち、試合の流れを引き寄せる重要な役割を果たしました
試合は中日が5-7で勝利したものの、阪神は板山の一振りを契機に大きな反撃を展開しました
7回1死一、三塁という絶好の場面で、板山はハートウィグのスライダーを見逃さず、見事なヒットを記録
これが阪神の反攻の起点となり、続いて細川成也が2試合連続の15号3ランを放つなど、ファンに希望を抱かせる展開につながりました
板山自身の言葉によれば、「点差があったので、後ろにつなぐ気持ちで打席に入りました」という思いが、その後のヒットにつながったと語っています
この試合が板山にとって特別な日になったのは、午前11時30分から行われた2軍戦(広島戦)での活躍があったからです
ナゴヤ球場でのこの試合では、3打数2安打という成績を収め、その後すぐにバンテリンドームに移動して代打としての活躍を果たしました
板山のポジションは本職の内野(二、三塁)から一塁、外野にまで多岐にわたります
通常5個のグラブを持ち歩いている彼は、何かあったときのために不測の事態に備える努力をしています
守備に加えて打撃でもチームに貢献できる板山の存在は、非常に重要です
彼の使用するバットはアオダモで、最近ではあまり使われなくなっている素材です
アオダモはしなりが特徴で、振り抜いた時の打感が良いと彼は語っています
かつては多くの選手が使用していたものの、主産地である北海道では激減しており、板山は中国産のアオダモを使用しているとのことです
スタジアムでの盛り上がりやファンの期待に応えるためにも、彼のバットは今後も重要な武器となるでしょう
惜しむらくは、試合の8回2死一、二塁での二度目の打席で、中野の好守に阻まれたこと
試合を振り返り「惜しかったですけど…
次も頑張ります」と語った板山
その「困ったら板山」という存在感は、今このチームにとって欠かせないものとなっています
阪神の板山選手の活躍は、チームにとって非常に大きな意味を持つものでした。彼の代打としての一打が流れを変え、チームメイトに希望を与えました。また、アオダモという希少なバットを使っていることからも、彼が努力を重ねていることが伝わります。今後も板山選手の活躍に期待したいです。
キーワード解説
- 代打とは? 代打は、先発選手の代わりに打席に立つ選手を指します。特に重要な局面での起用が多く、試合の流れを変える役割を担います。
- スライダーとは? スライダーは、曲がりのある投球で、打者にとっては当たりにくい球種の一つです。ボールが進む途中で急に方向を変えるので、打者はタイミングを測るのが難しくなります。
- ユーティリティプレーヤーとは? ユーティリティプレーヤーは、複数のポジションでプレーできる選手のことを指します。守備での柔軟性が求められ、チームにとって非常に価値ある存在です。

