広島・常広、初の阪神戦で見せた奮闘と課題

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広島東洋カープの先発投手、常広羽也斗選手が9月6日、甲子園球場で行われた阪神タイガースとの対戦で、プロ初の阪神戦に登板しました

この試合では、序盤から強力な阪神打線を相手にパーフェクトなピッチングを披露し、期待が高まりました

試合の展開

常広選手は6回途中で降板し、最終的には3安打3失点(自責点1)という成績でした

序盤の3イニングでは無失点投球を続け、阪神打線を封じ込めました

特に、初回から3回まで無安打無得点に抑えたことは、ルーキーとしての自信をつける大きな要素となったでしょう

失策が影響した四回

しかし、4回に入ると試合が動きます

この回、1死から中野選手のゴロを一塁手のモンテロ選手が失策し、ピンチを迎えることになりました

その後、佐藤輝選手に同点となる適時打を浴びてしまい、流れが阪神に傾いてしまいました

プロの舞台では、失策が試合の結果に大きな影響を与えることがあるため、ここでの出来事は常広選手にとっての貴重な経験となりました

勝ち越し打を許した六回

続く6回には、先頭バッターの近本選手に四球を与え、無死一、三塁という厳しい状況に追い込まれました

ここで、森下選手に147キロの直球を左前に打たれて勝ち越しの適時打となり、常広選手は降板を余儀なくされました

新井監督がベンチから出てくる状況は、選手の疲労やボールのコントロールが影響したことを示しています

今季の成績と今後の課題
この試合でのピッチングは、今シーズン3度目の登板となった常広選手ですが、降板時点で今季2勝目を逃してしまいました

前回登板の8月31日にはヤクルト戦で4回5失点という結果だったため、安定したパフォーマンスを保つことが求められます

今後は、投球の精度を高め、失策の影響を受けないメンタル面の強化が重要です

常広選手のパフォーマンスは、ルーキーとしては評価されるべき一方で、試合の流れを大きく左右する失策や四球が目立ちました。今後の成長が期待される選手です。
キーワード解説

  • 先発投手とは?— 試合において最初に投球を行う投手のこと。先発投手は、試合の流れに大きな影響を与える役割を担います。
  • 自責点とは?— 投手が自分の投げたボールによって失点した数を指し、失点の内訳を理解するための指標です。
  • 失策とは?— フィールドプレイヤーが守備上のミスを犯し、本来アウトにすべき打者をアウトにできなかった場面を指します。

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