ソフトバンク、有原が7回1失点で今季11勝目を挙げ、優勝マジックを2減少させる

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◆ソフトバンク2―1楽天(6日、みずほペイペイドーム) ソフトバンクホークスは、6日、楽天との試合においてエースの有原航平が7回1失点の素晴らしいピッチングを見せ、今季11勝目を挙げた

前日、ソフトバンクは楽天に対して11得点を挙げる大勝を収め、その勢いに乗る形で、この試合でも勝利を手にした

優れたバッテリーの連携

この試合では、キャッチャーの海野隆司とのバッテリーが光った

海野の好リードや、先制となる適時打を含む活躍が、有原の好投を支えた

特に、有原が前回の登板まで3連敗を喫していたことから、今回のピッチングはチームにとって大きな意味を持つ

投手としての挑戦

有原は、俊足の走者を出した際や、得点圏に走者を背負った際に不安定なピッチングが目立っていたが、今回はその兆候が見られたものの、調整の成果を示した

特に2回には、四死球で走者を出した後、フルカウントから膝元に食い込むカットボールで空振り三振を奪うなど、クオリティの高い投球を展開した

残りシーズンの展望

この勝利により、ソフトバンクは優勝マジックを2減少し「16」となった

残り20試合でのこの数字は決して簡単なものではないが、次回9日の日本ハムとの直接対決に向けてマジックを点灯させたまま臨むことができる

エースの調子が戻り、チーム全体の戦力が高まることが期待される

楽天の課題
一方、楽天側には守備や走塁において改善点が見られた

特に3回には中堅の辰己が守備位置を前にしていたため、中越えの適時三塁打を許す場面があった

辰己の守備力を考慮すれば、あの位置取りは疑問が残る

今回の試合は、有原投手が制球力を保ちながら見事なピッチングを見せ、また、バッテリーとしての連携も非常に重要な役割を果たしたと言えます。チーム全体の士気が高まり、今後の試合においても期待が寄せられます。
キーワード解説

  • エースとは?:チームの主力投手であり、特に重要な試合で登板することが多い選手を指します。
  • バッテリーとは?:ピッチャーとキャッチャーのコンビのことを言い、彼らの連携が試合の成否に大きな影響を与えます。
  • 四死球とは?:投手が投げたボールがストライクゾーンに入らず、打者に無条件で塁を与えることを指します。
  • マジックとは?:優勝に必要な勝利数を示す数字で、チームが優勝するためにあと何勝必要かを表します。

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