阪神工藤泰成が1軍昇格、3者連続三振を達成

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<阪神-DeNA>◇11日◇甲子園 阪神タイガースの右腕、工藤泰成投手(23)が、出場選手登録され、再び1軍の舞台に立つこととなりました

工藤選手は昨秋の育成ドラフトで1位指名を受け、3月の開幕前に支配下選手として昇格

その後、1軍では14試合に登板し、防御率3.95という成績をマークしています

工藤選手は、6月5日に今季2度目の出場選手登録を抹消されてから約3ヶ月間、2軍で調整を行っていましたが、前日10日に行われたウエスタン・リーグのオリックス戦では、延長10回にも関わらず無失点という素晴らしいパフォーマンスを見せました

この試合では、タイブレークの状況下で無死一、二塁から登場し、見事に3者連続三振を奪ったことが評価され、1軍昇格に繋がったのです

工藤選手は試合後、「昨日の試合で、3月ぐらいの自分を思い出した

気合を入れて投げたい」と語り、今後の意気込みを示しました

一方で、工藤選手の昇格に伴い、伊藤将司投手(29)とグラント・ハートウィグ投手(27)が出場選手登録を抹消されました

伊藤選手は前日10日のDeNA戦で先発し、6回1/3を投げて6失点という成績で、今季2敗目を喫しています

また、ハートウィグ選手は7月に加入し、8月5日に初めて昇格した後、14試合に登板し防御率3.86を記録していますが、最近の試合では失点を重ねてしまいました

工藤泰成選手の1軍昇格は、阪神にとって大きな戦力アップとなることが期待されます。特に、無失点投球を見せたことからも、彼の実力が発揮されることが待たれます。一方、伊藤選手やハートウィグ選手の抹消は痛手ですが、新たな戦力によりチーム全体の競争が促進され、より良いパフォーマンスが求められることでしょう。
キーワード解説

  • 支配下選手とは?:プロ野球チームが契約した選手のうち、特に試合に出場できる選手のことを指します。
  • 防御率とは?:投手が自責点を含めた失点を与える割合を示す指標で、数値が低いほど良い成績を意味します。
  • タイブレークとは?:延長戦に突入した際、特定のルールにより自動的に得点を取りやすくするための制度です。

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