ソフトバンク、小久保監督が前向き発言 ロッテ戦大敗も気持ちを切り替え

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◆パ・リーグ ロッテ9―1ソフトバンク(11日・ZOZOマリン) ソフトバンクはロッテに9対1で敗れ、3連敗を喫した

試合後、厳しい表情を見せた小久保裕紀監督(53)は、チームの現状を冷静に分析し、今後への意気込みを語った

試合は序盤から厳しい展開となった

特に2回表には、大関がわずか30球で4失点を喫し、早々にマウンドを降りる決断を下した

「あの展開でズルズル投げるよりは、スパッと切って

残りの試合を考えて」という指揮官の判断は、実に的確であった

また、2番手の上茶谷も登板早々に4失点を許し、一方的な試合展開になってしまった

守備でもミスが続き、初回には一死から西川選手に先制のソロホームランを許し、その後も連打を浴びる場面が見受けられた

特に、佐藤選手の打球に対して野村選手が一塁へ悪送球し、その結果がピンチを広げた

しかし、大関は「動揺はない

打ち方に対応できなかった」と悔しさを口にしたものの、自身を責めることはなかった

試合前の天候は悪化しており、豪雨の影響で人工芝も濡れた状態だった

小久保監督は、「滑るのは分かっている

『滑りました』では終われない」と選手に対して厳しい言葉を投げかけたが、同時に「経験にして、生かして」と成長の機会として捉える姿勢を示した

野村選手は今季自己最多の109試合に出場し、レギュラー級の選手として成長を遂げている

千葉では8月29日からの3連戦でミスが目立ち、負け越した後、「この時期に恥ずかしい」と自らを戒めてきた

試合後、小久保監督は次戦からの立て直しを訴え、選手たちを集め、「あしたも試合があるとズルズルいくけど、試合がないのをプラスに」と話した

現在、優勝マジックは15のままで、日本ハムに2差と迫られており、最後までデッドヒートを覚悟している

今回の試合はソフトバンクにとって勝てる試合ではなかったですが、小久保監督の冷静な判断がシーズン残りを見据えた戦術になりそうです。今後の活躍に期待がかかります。
キーワード解説

  • 大関とは? 大関はプロ野球において、先発投手の一人であり、その役割は試合の序盤を担当することでチームに優位をもたらすことです。
  • 小久保裕紀とは? 小久保裕紀はソフトバンクホークスの監督で、選手たちを指導しチームの戦略を決定する重要な役割を担っています。
  • 上茶谷とは? 上茶谷はソフトバンクの投手の一人で、試合の流れを変えるためにリリーフとして登板することが多い選手です。

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