この日、古謝投手は先発投手に求められる試合開始早々に相手チームに得点を与えない「先制点をやらない」意識を持ってマウンドに立ったと語っています
「5回まで先制点を取られないように、というのは投手の共有事項として言われていた」と振り返る古謝選手の言葉からは、チーム全体の意識が変わっていることが伺えます
この試合を前にして、古謝投手は3連敗中で、前回の登板となった5日のソフトバンク戦では1回と2回に3点ずつ失ったものの、今回は序盤から打線の援護を受け、見事に勝利を収めました
古謝選手は、「気にしたくなくても色々考えるものはあったし、朝起きるのも憂鬱だった」と試合前の心境についても語りましたが、「こういう勝ちのために1週間準備して頑張っている」との意気込みを示しています
三木監督も古謝選手の好投を評価しつつも「最後（7回）は投げきってほしいのが本音だけど」とさらなる成長を期待している様子が伺えます
プロ2年目を迎えるドラフト1位の左腕が今後も力強い投球を続けられるのか、注目されています
楽天イーグルスの古謝樹投手がプロ初の6勝目を挙げ、3連敗を脱出したことはチームにとって大きな励みとなる出来事です。投手が自信を持って投げられる環境が整っていることを示しており、さらなる成長が期待されます。
キーワード解説
- 古謝樹とは？ 楽天イーグルスの投手で、プロ入り2年目。昨季は5勝を挙げ、今季はさらに成長し6勝目をマーク。
- 奪三振とは？ 打者が投手にストライクを投げられた際に、バットを振らずに三振となること。今回の試合で古謝選手は6つの三振を奪った。
- 先制点とは？ 試合の初期段階で得点を奪うこと。特に先発投手にはこの先制点を与えないことが求められる。
