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巨人・西舘勇陽投手、自主練習で投球フォームの向上に励む

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 東京読売ジャイアンツの西舘勇陽投手(22)が、1月9日にジャイアンツ球場で自主練習を行い、キャッチボールやブルペンでの投球練習に熱心に取り組んだ

ルーキーイヤーである昨シーズン、西舘は28試合に登板し、防御率3・82、1勝3敗、20ホールドを記録し、特に後半には先発投手としての役割も果たすなど、成長を遂げている

 今年の練習で西舘は最も重要視しているのが「投球フォームを固めること」

練習中には、自らの投球フォームの映像をしっかりと確認し、コーチ陣からの助言を生かして取り組んでいる

「阿部監督や久保巡回投手コーチから多くを学び、それをもとに自己分析している」と話す彼は、過去の経験を意識しながら新たな成長を目指している

 昨年11月からプエルトリコ・ウインターリーグで約7週間にわたり、異国の地での修行も経験した西舘

体調不良によって出場試合数は限られたものの、5試合に登板し、防御率4・97の成績を残した

彼は異国の野球スタイルに触れ、「日本は変化球やフォークに特化しているが、プエルトリコではスライダーが主体で、その技術を吸収した」と述べ、現在はキャッチボールや立ち投げ中に得た知識を実践している

 また、8日には新人選手がジャイアンツ寮に入寮し、先輩選手としての新たな環境に期待を寄せる西舘は、「1年が経つのが早いと感じている

昨年は緊張したが、今年は寮内で少しずつ後輩たちとコミュニケーションをとりながら過ごしたい」と笑顔で話した

 プロ2年目を迎えた背番号17の西舘選手が、開幕前までにどのような成長を遂げるのか、ファンや関係者の注目が集まっている

今回の西舘選手の自主練習は、彼の成長とプロ選手としての姿勢の現れを示しています。新しい技術の習得に取り組む様子は、若手投手としての前向きな姿勢の表れであり、ファンとしても今後の成長が楽しみです。特に異国での経験を生かしつつ、自らのスタイルを確立しようとしている姿が印象的です。
キーワード解説

  • ブルペンとは? 投手が投球練習を行う専用の場所で、試合前の調整や、選手のコンディションを確認するために使用される。
  • 防御率とは? 投手が試合中に失点する確率を示す指標で、数値が低いほど良い投手とされる。
  • フォークボールとは? 投手が投げる変化球の一種で、落ちる軌道を持つ球種。打者にとっては非常に打ちづらい。
  • ウインターリーグとは? 冬季に開催される野球リーグで、海外選手が参加し、技術を磨く機会となる。

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