巨人・中山礼都が初の満塁本塁打、レギュラーシーズン最終戦で阪神に勝利

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆JERA セ・リーグ 巨人11×―10阪神(13日・東京ドーム) 巨人の中山礼都内野手が、11試合連続で「6番・ライト」として先発出場し、プロ初の満塁本塁打を放つなど、阪神とのレギュラーシーズン最終戦で勝利に大きく貢献した

中山の快挙

試合は0-3の初回、2死満塁という絶体絶命の状況で、中山選手は阪神先発の高橋遥人投手の初球、外角の148キロ直球を見事に捉え、ライトスタンドへ運ぶグランドスラムを記録した

この満塁本塁打は彼にとって「初めて」のものであり、アマチュア時代を含めても特別な一打となった

グランドスラムとは? 満塁本塁打のことで、四つのランナーがすべて塁にいる状態で打たれる本塁打です

この一打で、チームにとって四点が加算されるため、試合の流れを一気に変える力を持っています

試合の展開

その後、9-10で迎えた9回には先頭打者で出塁し、代打・坂本勇人選手によるサヨナラ2点タイムリーに繋がる価値ある四球を選ぶなど、チームを勝利に導く活躍を見せた

試合後、中山選手は、「こういう試合で打ててよかったが、今日はもう皆忘れているんじゃないかと思います(笑)」と軽やかな笑顔で語った

両軍計26安打に及ぶ乱打戦を経て、試合を決めたのは百戦錬磨のベテラン坂本選手で、試合中の歓声は非常に大きく、中山選手は「やっぱり神様でした」とその存在を羨望のまなざしで見つめていた

中山選手の満塁本塁打はその記録としても特別なものであり、今後の彼の成長に期待が寄せられます。阪神との最終戦での活躍は、今シーズンの記憶に残るものとなるでしょう。
キーワード解説

  • セ・リーグとは?プロ野球の2つのリーグの一つで、日本野球機構(NPB)に所属するチームが参加しています。
  • 本塁打とは?バッターがホームランを打つことで、ボールがフェンスを越えて外野に飛び出し、本塁に帰還することを意味します。
  • 四球とは?バッターがボールを4回投げられて歩かされることを指し、出塁したことを意味します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。