この日の試合では、ヤクルトは0−2とリードされていたが、六回に一挙5点を奪う攻撃を見せ、試合をひっくり返した
勝負を決定づけたのは、低いドレインスロットで打たれた「内山壮真」選手（23）の2点打であった
内山選手は、四試合ぶりに3番に入っており、ルーキーとしての挑戦を続けている
彼の打撃は、広島先発のアドゥワ投手が投じた初球の直球を捉えたもので、内山選手は「点をとられた直後だったので、早めに取り返したかった
得点圏にランナーがいたので、初球から積極的に仕掛けにいきました」と試合後に振り返った
さらにこの回、相手の失策も重なり、ヤクルトは得点を加え、再び2死二、三塁の状況を作る
続いて6番打者の北村恵選手は左前に2点打を放ち、「良い流れでまわってきたので、流れに乗って打たせてもらいました」と語るなど、チーム全体の士気を上げる活躍をした
この勝利により、ヤクルトは広島との勝ち星を重ね、今後の試合でもこの勢いを維持したいところだ
選手一人一人の士気の高まりが、チームにプラスの影響を与えることは間違いない
今回の試合は、ヤクルトのチーム力を証明する試合であり、特に内山選手の打撃が極めて重要だった。追いかけられている状況での冷静さと、瞬時に攻撃へ移る決断力は、若手選手の成長を感じさせる。これからの試合でも、同様のパフォーマンスが期待できそうだ。
キーワード解説
- 逆転劇とは？：試合の状況が一変し、元々リードしていたチームが逆転されることを指します。
- 得点圏とは？：得点が入りやすい位置、つまり得点を挙げる可能性が高いランナーがいる状態を表します。
- 初球とは？：投球の最初の球を指し、バッターはこの球で攻撃の仕掛けをかけることが多いです。
