この試合は甲子園球場で行われ、1回の表2死二塁の場面で、佐藤選手は相手投手・松葉貴大が投じた135キロのカットボールを捉え、打球は瞬時に中堅フェンスに直撃しました
これにより、佐藤選手は今季92打点に達し、2023年のキャリアハイに並ぶ数値となりました
佐藤選手は試合後、「打ったのはカットボールでした
自分のスイングができました
チームを勢いづける意味でも、初回から先制できたのは良かったと思います」とコメントしました
続く2死二塁のチャンスには、5番打者の大山悠輔選手が登場
大山選手も適時二塁打を放ち、阪神はこの回に早くも2点を先制しました
大山選手は「打ったのはツーシームで、(佐藤)輝が先制してくれたので、自分も続こうと打席に入りました
しっかり打ち返せたので良かったです」と振り返りました
阪神は前日の試合で中日にゼロ封負けを喫していましたが、この日は初回から事実上の逆襲を果たしました
両選手の活躍により、猛虎打線は快音を響かせ、試合の主導権を握ることができました
今回の試合で阪神タイガースの打線が見事なスタートを切ったことは、チームにとって大きな意味を持つでしょう。先制点を取ることが試合における精神的な優位へとつながるため、佐藤選手と大山選手の打撃はチーム全体に良い影響を与えたと考えられます。また、前日の敗戦からの気持ちの切り替えも見受けられ、選手たちの集中力が伺えました。
キーワード解説
- 適時二塁打とは?:ランナーが得点するために必要な塁間距離を稼ぐための二塁打で、主に得点圏にいるランナーを返す役割があります。
- カットボールとは?:回転をかけた球で、打者の手元で横に変化する球。打者にはカーブのように見えつつも速球のような速度で到達するため、非常に打ちにくい球種です。
- ツーシームとは?:ストレート投球の一種で、投げ方次第で普通の直球よりも横に変化するように見える球。打者を惑わす効果があります。

