キューバの若手選手が注目を浴びる中、ソフトバンクモイネロ投手が支援活動を行う
2025年9月11日、沖縄で行われたU18ワールドカップ（W杯）において、キューバ代表チームが7位となった過去の大会では、2006年に行われた第1回WBC（World Baseball Classic）で準優勝を果たしたこともあり、キューバの強さは広く知られている
最近では、キューバ出身の選手が日本プロ野球（NPB）で活躍するケースも増え、日本との結びつきが一層強まっている
その中で、ソフトバンクのリバン・モイネロ投手（29）がU18キューバ代表へ特別な支援を行った
彼は、沖縄でのオーストラリア戦を前に、キューバ選手たちを激励するために現地を訪れ、バットや打撃用手袋などの野球道具を寄付した
これらの用具は、チームメートの周東佑京内野手（29）や山川穂高内野手（33）から譲り受けたものであり、彼の思いは「国の状況が厳しい中、少しでも助けになりたい」というものである
モイネロは、「用具をくれたチームメートにも感謝している
母国を気にかけつつ、できる限りの支援をしたい」と語った
この行動は、彼の人間性を示すものであり、キューバ代表を指揮するパントハ監督も「モイネロのコーチをしていたときから彼の素晴らしさを知っている
寄付の意図は非常にありがたい」と感謝の意を示した
また、U18キューバ代表の中では、遊撃手のジョナタン・モレノ内野手（17）が目立った存在となった
彼は最多得点と最優秀守備のタイトルを獲得し、将来的には日本でプレーすることを夢見ている
モレノは「自分もクリスチャン・ロドリゲス内野手（23）を目指しており、守備力を高めていきたい」と意気込む
キューバは2026年に開催されるWBCにも出場予定であり、日本との試合は準決勝に持ち越される見込みだ
世代を超えたキューバの選手たちからの日本への関心は今後も続くと考えられる
モイネロ投手の支援活動は、母国の選手たちへの素晴らしいサポートを示し、彼の人間性を強く表しています。また、若手選手モレノの成長と将来への意気込みは、キューバの野球界の明るい未来を感じさせます。国際大会での彼らの活躍が期待されます。
キーワード解説
- U18ワールドカップとは？:
- U18ワールドカップは、18歳以下の選手たちが参加する国際的な野球大会で、各国の若手選手が集まり、その実力を競います。
- WBC（World Baseball Classic）とは？:
- WBCは、野球世界一を決める国際大会で、世界中の野球の盛んな国が参加し、毎回熱い戦いが繰り広げられます。
- NPB（日本プロ野球）とは？:
- NPBは、日本のプロ野球リーグのことで、日本国内で活躍する多くの優れた選手たちが集まる場所です。
