これは、ヤクルトの山田哲人選手や阪神の坂本勇人選手らと共に行う合同自主トレであり、昨シーズンは体調不良のため参加できなかったため、2年ぶりの復帰となります
小園選手は「改めて来てみると、始まるなっていう思いも強い」と語り、プロ7年目のシーズンが本格的にスタートしたことを実感しています
昨季の成績と役割
小園選手は昨シーズン、本人初の全試合出場を果たし、チームトップの得点圏打率3割4分1厘を記録しました特に、試合の重要な場面での勝負強さが評価され、4番打者に指名されるなど、赤ヘル打線に欠かせない存在として成長しています
守備における課題
一方で、昨シーズンの守備面では自身の位置が流動的であり、遊撃手から三塁手に配置転換され、118試合に先発出場しましたさらに日本代表である侍ジャパンにも選出され、11月のプレミア12では二塁手としての役割も担いました
このように、守備の「定位置」がまだ確立されていない状況です
自主トレでの挑戦
今回の自主トレでは、自らの守備位置を定めるための「相棒探し」にも取り組んでいます小園選手は「いろんなことができるようなグラブを考えながら、今はやっている」と述べ、遊撃用から若干マイナーチェンジが必要と感じています
今シーズンに向けては、三塁手や二塁手としての守備にも備える準備を続けています
レギュラー争いと出場意欲
「しっかりと全部、練習して臨めたらなと思います本当に最初から勝負だと思います
レギュラーというのは、ないと思うので、掴み取れるようにイチからまた頑張りたい」と語る小園選手
2026年に開催予定のWBC（World Baseball Classic）出場へ向けても重要な1年になることが予想されますが、まずは所属チームにおいて、攻守ともに堅固なポジションを築く必要があります
小園選手の自主トレ公開は、彼の成長と挑戦心を感じさせる出来事でした。今年も自身の役割をしっかりとこなす気持ちが伝わってきます。特に複数のポジションで活躍するための準備が進められていることは、チームにも大きなメリットになることでしょう。リーグ戦が始まる前のこの時期に、 fundamentos（基本技術）の強化に注力する姿勢は、多くのファンに勇気を与えます。
キーワード解説
- 自主トレとは？：選手がシーズン外に自らの意思で行う練習のことで、特に体力や技術向上を図るための重要な期間です。
- 得点圏打率とは？：ランナーが scoring position（得点圏）にいる状態での打者の打率を示し、選手の勝負強さを示す指標として利用されます。
- WBCとは？：World Baseball Classicの略であり、野球の国際大会として、各国代表チームが参加し、優勝を目指す競技大会です。
