ソフトバンク、逆転勝利でマジックを7に減少 日本ハムの新庄監督も起用法を貫く

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◆パ・リーグ ソフトバンク3―2日本ハム(18日・みずほPayPay) ソフトバンクが日本ハムとの直接対決を勝利し、マジックを7に減少させた

試合は、8回に栗原陵矢内野手(29)が同点となる7号ソロを放ち、その後の代打・川瀬選手の押し出し四球で勝ち越し

小久保裕紀監督(53)は、先発の大関を3回で交代させ、7人の投手を駆使する継投戦略で逆転勝利を収めた

新庄監督の采配はファイターズに明るい未来を

一方、日本ハムは現在2位以上が確定しているものの、逆転優勝を狙うためには苦戦を強いられた

この試合、監督の新庄剛志(しんじょう つよし)氏は、三番手に古林睿煬(グーリン・ルェヤン)を起用したが、栗原の同点ソロを許し、さらには2つの四球で敗戦投手となった

新庄監督は、「ボール自体は悪くなかった」とし、起用法に対する迷いは一切見せなかった

新庄監督の起用法がもたらす影響

今季は、高卒ドラフト1位の柴田獅子を開幕投手に指名したほか、昇格した選手には重要な場面で起用する方針を貫いている

特に、9月9日のソフトバンク戦では、新たに昇格した今川選手が2番打者として出場し、モイネロから今季1号を記録するなど、チームに貢献した事例があった

逆転優勝への道のり

残りの試合が10試合という中、首位との差は4.5ゲーム

オリックスが敗れたことで2位は確保されたが、逆転優勝の道が遠のいたことは明らかだ

しかし、新庄監督が胆力を持って選手起用を貫く様子からは、将来的なチームの成長を期待させる要素も感じられる

試合全体のまとめ
今回は辛い1敗となった日本ハムだが、新庄監督は「本人が一番悔しいと思う」と述べ、選手のやり返しへの期待感を示した

将来が楽しみなチーム作りが少しでも実を結ぶことを願わずにはいられない

この試合では、ソフトバンクと日本ハムの直接対決が見ごたえのある内容となり、多くのファンが注目した。特に、新庄監督の起用法が注目され、選手たちが厳しい状況でも成長を促される姿勢は、今後のチーム形成に良い影響を与えると考えられる。
キーワード解説

  • マジックとは?:マジックナンバーは、優勝するために必要な勝利数と、他チームの敗戦数の組み合わせで決まる数字のことです。
  • 継投とは?:継投は、試合中に複数の投手を使う戦術で、特定の投手の好調に依存せず、試合を有利に進めるための方法です。

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