これにより、彼の東京ドームでの巨人戦での勝利は、2018年4月15日以来、実に7年の時を経ても実現していない
大瀬良は試合開始早々、味方から2点の援護を受けるも、そのアドバンテージを生かせなかった
初回には若干安定感を欠く投球を見せ、すぐに4番の岡本和真選手にソロ本塁打を浴びて1点差に迫られる
続く4回には再び岡本選手に同じくソロ本塁打を打たれ、逆転を許してしまった
さらにこの回の2死一、二塁から、9番の山崎選手の適時二塁打によって追加点を奪われ、結果的に6回2死二、三塁の局面で再び山崎選手に2点二塁打を打たれ、ダメ押しの得点を許す展開となった
今回の巨人戦は、広島が3位の巨人を追いかける中で非常に重要な一戦であった
大瀬良はこの日の投球を含め、今季での投球回数は134回2/3となり、自己の規定投球回到達が厳しい状況に追い込まれている
チームの投手陣の中で最年長である彼が意地を見せるべく投げ続けているものの、思うような結果を出せない状態が続いている
今回の投球は特に大瀬良選手の課題が露わになった試合であったと言えるでしょう。序盤は援護点を得ながらも、自身の失点が重なり、試合の流れを相手に与えてしまったことは反省点だと思います。今後の試合では、持ち味であるコントロールを取り戻し、チームを勝利に導く投球を期待したいです。
キーワード解説
- 規定投球回とは? 規定投球回とは、野球において投手が一定の投球回数(通常は145イニング)を達成することを指し、投手の成績が公式に評価されるための条件となります。
- ソロ本塁打とは? ソロ本塁打とは、走者がいない状態で打たれる本塁打のことを指します。これにより、チームには1点が加算されます。

