この試合では、岡本選手がバットで魅せる活躍を見せ、ファンたちの期待を一身に背負っていることを改めて証明した
試合は、巨人が2点ビハインドの状況で迎えた2回の第1打席がスタート
「Gの主砲」と呼ばれる岡本選手は、広島の先発投手・大瀬良の2投目、138キロのカットボールを捉え、左翼席へ向けて12号ソロ本塁打を放った
これで試合の流れを変えるきっかけを作った
さらに、岡本選手は4回の第2打席で再び打席に入る
ここでも相手投手・大瀬良の5球目に131キロのフォークボールを強振し、打球は左中間に向かう弧を描いて飛んでいった
この一撃が同点となる13号ソロ本塁打となり、球場全体は歓喜に包まれた
試合後、岡本選手は「しっかりとかんだんで、方向的にも行ったかなぁと思いました」と手応えを語り、続けて「(本塁打は)狙ってやることではないんで、まあ、なんとかついていく中で追い込まれていましたし、打てて良かったなと思います」と心境を吐露した
加えて、この試合の前には元監督の原辰徳氏(67)が始球式を行い、その際に岡本選手とのサプライズキャッチボールが実現した
岡本選手は「まじ、ちょけてるやんって思いました(笑い)」と笑顔で冗談を交えながらも「ナイスボールでした」と称賛した
岡本和真選手の活躍は、プロ野球界において非常に注目されている存在であることを象徴している。2打席連続の本塁打は、選手の集中力や技術の高さを示すだけでなく、試合の流れを変える力を持つことを改めて示した。また、試合前の原辰徳氏とのキャッチボールも、ファンにとっては嬉しいサプライズであり、選手たちの人間味を感じさせる出来事だった。
キーワード解説
- 本塁打とは?:野球において、打者が打ったボールがフェンスを越えることを言い、得点となる。特に、外野席に飛び込むホームランは観客を歓喜させる。
- カットボールとは?:投手が投げるボールの一種で、直球よりも右に切れる特徴を持つ。打者にとっては非常に打ちにくい球種の一つである。
- フォークボールとは?:投手が投げる球種の一つで、急激に落ちる特性がある。この変化球は打者にとって非常に厄介で、多くの三振を生むことができる。

