広島・小園海斗、守備力強化に向けた合同自主トレを公開

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広島東洋カープの内野手、小園海斗選手(24歳)が、愛媛県松山市内でヤクルトの川端慎吾選手(37歳)や山田哲人選手(32歳)らと合同自主トレーニングを行った

このトレーニングは、彼の守備力強化を目的に据えられている

昨シーズンは全試合に出場したものの、15の失策を記録し、守備固めが必要な場面が目立った

そのため、川端選手や山田選手から“守備の極意”を吸収し、自身のプレーの向上を図る

愛媛での気温は5度と寒い中、小園選手は元気いっぱいに動き回り、午前中のランニングを軽快に終えた後、キャッチボールやノックをこなすなど、初日からエネルギー全開で取り組んだ

彼は「1年間しっかりと戦い抜けるメンタルと体を鍛えるためにここに来ています」と意気込みを語った

小園選手が今回の合同自主トレーニングで特に重視しているのは、守備力の強化だ

昨シーズンはチーム内で最も多い15失策を犯し、「守備の引き出しが全然ない」と悩みを語る

川端選手は三塁手部門でゴールデングラブ賞を受賞した経験を持ち、山田選手は二塁手部門で六度もベストナインに選出されている

二人の経験を通じて、足の使い方や球の見方を学びたいと考えている

昨年の教訓を生かし、開幕時のポジション変更にも柔軟に対応できるような準備を進めている

小園選手は「自主トレなのでいろんなことができる

ポジションは自分では決められないので、どこでも対応できる準備をしないと」と語った

この日の練習では、新しく購入したグラブを使用し、複数ポジションでのプレーを想定したトレーニングを行った

昨シーズンは全試合に出場したものの、試合終盤には守備固めが必要なこともあり、「まだまだ信頼がない

しっかり準備をして信頼を勝ち取りたい」と真のレギュラーとしての活躍を目指している

合同自主トレには計14人が参加し、小園選手は後輩たちとも意見交換を行いながらスキルの向上を目指している

彼は「いろんな選手と関わり、準備をして答えられるようにしたい」と、リーダーシップを発揮しようとする自覚を見せている

昨年は体調を崩し合同自主トレに参加できなかったため、2年ぶりの愛媛でのトレーニングに気を引き締め、「改めて来てみると、始まるなという思いが強い」と語った

小園選手は一流の技術を手に入れ、7年目のシーズンに向けてしっかりとした準備を進めている

小園選手が守備力強化を目指すために合同自主トレーニングを行うことは、とても重要です。特に昨年は15失策を記録し、その改善が求められます。経験豊富な先輩からの指導を受けることで、彼が成長していく姿を見ることが期待されます。
キーワード解説

  • 守備力とは?守備力は、選手が野球の試合で相手の攻撃を防ぐために必要な技術や判断力を指し、具体的にはボールを捕る、投げる、走るなどのプレーが含まれます。
  • 自主トレーニングとは?自主トレーニングは、選手がチームの指示に基づくことなく、自主的に行う練習を指します。通常、選手各自が技術向上を目指して行います。
  • 失策とは?失策は、守備の際に与えられた機会をうまく活かせず、相手チームに対して得点のチャンスを与えることを指します。

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