彼は2日連続で「無死満塁斬り」を達成し、チームに今季初のソフトバンク戦連勝をもたらす大きな要因となった
試合は第八回の表で、オリックスが2-0でリードしている状況
オリックスの先発投手・岩崎が無死満塁のピンチを招き、山崎は5番手として登板した
先頭打者の栗原を3球三振に打ち取ると、続く牧原大も一邪飛に仕留め、最後は代打で登場した山川を厳しい150キロの直球で見逃し三振に仕留めた
前日20日の試合でも、同じ状況で登板し、得点を許さなかった山崎は「(前日と同じで)自分でもビックリしました」と振り返り、冷静な対応が光った
「チームがつないでくれたので、なんとか自分の投球をしようと思った
今季は迷惑をかけてばかりだったので、少しでも貢献できればと必死でした」と話した
また、オリックスの厚沢投手コーチは「山崎はランナーなしで入る時よりも、窮地の場面でより一層パフォーマンスが上がる選手」と山崎の能力を高く評価した
強力なソフトバンク打線を2度も封じ込める活躍はまさに“救世主”と呼ぶに相応しい
プロ9年目を迎える山崎だが、今季は不調が続いていた
13日に4度目の1軍昇格を果たし、これ以上の後れを取らないためにも今日の活躍は重要だった
岸田監督も「無失点で帰ってくるなんて考えていなかったが、2試合連続で本当に助かっている」と感謝の意を示した
山崎の貢献により、オリックスは4位の楽天とのゲーム差を4に広げ、3位の位置を維持することに成功した
オリックス・山崎選手の活躍は素晴らしいもので、特にプレッシャーのかかる場面で冷静に投球した点は評価に値します。プロ9年目での不調を乗り越え、このような瞬間を作り出す彼の姿勢には多くのファンが惹かれるでしょう。このまま安定したパフォーマンスを続けていくことが、オリックスにとってもチーム全体の士気を高める要因となるはずです。
キーワード解説
- 無死満塁斬りとは?:無死満塁斬りとは、野球の状況で無死(一人もアウトがない状態)で、満塁(それぞれの塁に走者がいる状態)という非常に危険な場面において、ピッチャーが相手打者を抑えることを指します。特に、この状況で三者凡退を達成することは極めて難しいため、高いプレッシャーの中での優れたプレイを意味します。
- ピンチとは?:ピンチとは、試合中の状況で、チームにとって非常に不利な状態を指します。例えば、相手に得点のチャンスがある時や、自軍の選手が悪い状態、そして重要な場面でのアウトが必要な時などを含みます。

