8月24日に出場選手登録を外れて以降、ポストシーズンを見据えながら懸命にリハビリを続けてきたが、復帰のメドが立っていない状況だ
新井貴浩監督(48)は、「(今季中の復帰は)ちょっと厳しい」と説明し、森下に引き続きリハビリに専念させる方針を示した
森下選手は背番号18を背負い、今季中の復帰を目指していたが、右肩の炎症が確認されたため、その望みはかなわなかった
新井監督は、森下が医師から「重症ではない」との診断を受けたことを伝えた上で、「無理をさせず、リハビリに専念させる」と述べた
森下自身も復帰に向けて意欲を持っていたが、過去2回の検査で炎症があったため、慎重な治療が必要となった
森下選手は、8月26日に3軍リハビリ組に合流した際、病院で診察を受けたが、当初は症状の原因が不明であった
その後の精密検査で右肩の炎症が判明し、ポストシーズンに向けて復帰を目指していたが、現実は厳しいものであった
現在は、スローイング練習に制限を設けつつリハビリを続けている
今季の森下は、開幕投手を任され、離脱するまでに22試合に先発し、152回1/3を投げた
防御率2.48はまずまずの成績だったが、打線の援護がなかったため、両リーグワーストの14敗(6勝)を喫してしまった
森下は、「(気持ちの)焦りはない」と述べたが、自身の離脱がチームに影響を与えたことを悔やんでいる
リハビリ期間中も、1軍の試合は欠かさずチェックしており、特に若手選手の活躍から刺激を受けている様子だ
例えば、9日の巨人戦でプロ初本塁打を記録した床田選手からは力をもらったと言い、「後輩たちの姿を見ると刺激になる」と語る森下
今後も頑張り続け、来季に向けた巻き返しを目指していく
広島の森下暢仁選手の状況は厳しく、今季中の復帰が難しそうです。監督の言葉にもあるように、無理をせずに十分なリハビリを行ってほしいです。来季に向けた復活を期待したいですね。
キーワード解説
- 右肩の炎症とは?: 右肩の炎症は、肩の関節や周囲の組織に炎症が生じる状態を指します。これにより、痛みや可動域の制限が起こります。
- リハビリとは?: リハビリテーション、略してリハビリとは、怪我や疾患から回復するためのトレーニングや治療を行うことを指します。
- 防御率とは?: 防御率は、投手が相手に得点をいくつ許したかを示す数字で、低いほど優れた成績を意味します。

