現役引退を迎えた三上朋也選手、最後の登板でファンに感謝の思いを伝える

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2025年9月10日、オイシックス・三上朋也投手(36)が今季限りでの現役引退を発表し、イースタン・リーグの巨人戦に先発登板した

この試合は、東京・稲城市のジャイアンツ球場で行われ、三上選手は打者1人を打ち取り、途中で笑顔でマウンドを降りた

引退試合に寄せる思い

三上選手は、巨人でのプレーも経験しており、古巣のファンに最後の朗報を届けることができた

試合後、「短い時間でしたが、ジャイアンツでプレーできたことをとても感謝しています

温かい拍手をいただけてすごく満足しています」と語り、心に残る思い出を振り返った

キャリアの歩み

彼は2014年ドラフト4巡目でDeNAに入団、ルーキーイヤーには65試合に登板して1勝4敗、21セーブという成績を残した

しかし、2022年オフにDeNAから戦力外通告を受け、新たに巨人と育成契約を結んだ

背番号「053」を背負い、若手選手と共に汗を流し、夢を再燃させた

一軍昇格とその後の挑戦

三上選手は支配下契約を勝ち取り、1軍で22試合に登板し、0勝1敗、7ホールド、防御率4.60と奮闘するも、再び戦力外通告を受けることに

しかし、彼はこの経験を通じて自分自身を成長させ、キャリアの財産にしてきた

引退後の展望
引退を決断した三上選手は、「希望としては野球に携わりたい」と語り、野球界で自分が受けた恩を返したいという強い気持ちを抱えている

試合後にはセレモニーが行われ、巨人時代にお世話になった桑田2軍監督から花束を受け取った

彼は27日の楽天戦で現役最後の登板を迎える予定である

三上朋也選手の引退は、多くのファンにとって悲しいニュースですが、彼が残した功績や態度は次世代選手にとっても大きなインスピレーションになります。選手が引退後も野球に関わりたいという意欲は素晴らしことです。今後の彼の動向にも注目したいです。
キーワード解説

  • イースタン・リーグとは?:日本のプロ野球の二軍のリーグを指し、選手の育成や怪我からの復帰を目指す場として機能しています。
  • 支配下契約とは?:育成選手から一軍登録可能な選手へと昇格する契約のことで、選手が一軍の試合に出場することができるようになります。
  • セレモニーとは?:特別なイベントや記念のために行われる式典のことで、選手の功績や引退を祝い、感謝の意を表す場となります。

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