巨人・代木大和投手がイースタン・リーグで復帰、桑田監督が課題を指摘

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◆イースタン・リーグ ヤクルト4x―3巨人(23日・戸田)育成選手の代木大和投手が、昨年4月に受けた「左肘内側側副靱帯再建術」(通称トミー・ジョン手術)から復帰し、イースタン・リーグのヤクルト戦に先発登板した

試合の展開

代木は4回を投げ、8安打を打たれて3失点、さらに2奪三振を記録した

試合の開始早々、代木は2回に山瀬選手の適時打によって先制点をもらったが、直後の裏の攻撃で中川選手に同点のソロホームランを浴びてしまった

さらには4回、満塁のピンチを迎え、そこから続けて2者に適時打を被弾し、同点から勝ち越され、ここで代木はマウンドを降りることとなった

桑田監督のコメント

試合後、桑田真澄2軍監督は「投球数が順調に増えているのは良い成果だ」としたものの、代木について「制球力や打者を打ち取る技術、試合の流れを読む力に課題がある」と指摘した

特に「2死後に本塁打を打たれるなど、反省点が多かった」と振り返った

代木の復帰について

代木はプロ2年目の2023年に1軍デビューを果たし、救援で13登板し防御率5.40を記録

しかし、昨年4月にTJ手術を受け、約1年11か月のリハビリを経て復帰した

6月17日に行われた3軍戦で実戦復帰し、その後は155キロを記録するなど、成長を見せている

この日の2軍戦は今季3度目の先発マウンドであった

代木投手の復帰は、巨人にとって喜ばしいニュースであり、特に桑田監督の指摘は今後の彼にとっての課題を示唆しています。彼自身の成長が期待される一方で、試合中の状況判断や制球力の向上が今後の重要なポイントになるでしょう。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは? です。これは、肘の内側に位置する靱帯を再建する手術で、投手など肩や肘に負担がかかるスポーツ選手にとってはよく行われる手術です。復活するためにはリハビリが重要になります。
  • 制球力とは?これはピッチャーがどれだけ正確にボールを投げられるかを示す能力で、試合の結果に大きく影響します。制球が悪いと、相手にタイミングを合わせられやすくなります。
  • 奪三振とは?これは、投手が打者を三振に仕留めることを指します。三振は投手にとっての成功を表す指標の一つであり、投手の実力を示す重要な要素となります。

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