この試合では、対戦相手の先発投手ケイが、試合前の時点で防御率が0・57といった驚異的な数字を記録しており、打者にとっては非常に難しい相手でした
試合の内容
この試合の6回、1点ビハインドの状況で大山は打席に立ち、ケイの9球目を捉えました投手の144キロのカットボールを見事に打ち返し、打球は左翼スタンドへ一直線に飛び込みました
これが大山にとっての12号ホームランであり、特に難敵から飛び出した一発は価値があります
クライマックスシリーズを見据えて
大山自身もこの一打を「チームとしても1年間苦しんできた」と振り返り、対策の重要性を語りました「最後に相手に『変えてきてるな』というイメージをつけられたのも良かった」とし、クライマックスシリーズで再び対戦する可能性を考慮しています
通算150号まであと1本
今シーズンの本塁打が12本に達した大山は、通算150本まであと「1本」となりましたしかし、彼は冷静に「残り試合も少ない」と語り、準備を怠らない姿勢を見せています
延長戦の結果
試合は延長12回に突入し、4時間半という長時間の戦いとなりましたが、最終的には2-2で決着がつかず、横浜スタジアムでのシーズン最終戦を勝利で飾ることはできませんでした今回の大山選手のホームランは、特にクライマックスシリーズを意識した重要な一撃でした。難しいピッチャーからの打撃は、今後の試合にも大きな影響を与える可能性があります。大山選手の冷静な発言から、チーム全体の目標が見えてきます。
キーワード解説
- カットボールとは?ピッチャーが横にスライドさせるように投げるボールのこと。バッターにとってはクセがあり、難しい球種の一つ。
- ソロ本塁打とは?チームに追加点をもたらす一打で、ランナーなしで打った本塁打のこと。
- 防御率とは?投手が1試合あたりに平均して何点失ったかを示す指標。数字が小さいほど好成績。

