阪神、大山が同点ソロで引き分けに持ち込む DeNAとの接戦を制するための可能性は見えた

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◇セ・リーグ 阪神2―2DeNA(2025年9月23日 横浜) 阪神タイガースは、横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの試合で、同点に持ち込む重要な一打を放ったのは大山選手だった

彼が6回の打席で放った同点ソロホームランは、相手投手の内角攻めを攻略するきっかけとなる可能性を秘めている

大山の同点ソロとは

防御率が0点台を誇る左腕ケイ投手にとって、最も厄介な球種は右打者に対する内角へのカットボールである

この球は、リリースされた際には直球として打者に認識されるため、一瞬の判断でスイングすることが求められる

その結果、打者は曲がるボールに翻弄されることが多い

内角カットボールの攻略法

大山選手は、6回の打席でベースから少し離れた位置に立って懐を広く取っていた

この姿勢は、内角カットを攻略し、相手投手に圧力をかけるための戦略的な要素と言える

9球目を打ち返すまでにファウルで粘ったことも、粘り強さを示している

前川選手の活躍

さらに、3番打者に起用された前川選手も結果を出すなど、チーム全体としての打撃向上が期待される

これらの要素は、ポストシーズンへの期待感を高めている

大山選手の成績
試合数 打率 本塁打 打点 四球
69 不明 不明 72 69
今シーズン、大山選手は四球を69回も選び、その信頼性の高さを示している

特に佐藤輝選手や森下選手が苦しむ中で彼が得点圏で打ってきた存在感は、ポストシーズンでの活躍にも期待が高まる

阪神の試合では、大山選手が同点ソロを打ったことで、チームに士気が上がる重要な瞬間だった。ただの引き分けでは終わらない要素があり、彼の存在がポストシーズンでも勝利をもたらすかもしれないという期待が高まった。特に、防御率0点台の左腕投手を相手にした戦略は今後の試合でも生きてくるだろう。
キーワード解説

  • カットボールとは?:カットボールはピッチャーが投げるボールの一種で、直球に似た軌道で投げられますが、バッターが打つ瞬間にわずかに曲がる特徴があります。
  • 防御率とは?:防御率は投手が何点の失点を許したかを示す指標で、通常は9イニング(1試合分)の平均で計算します。数字が低いほど投手の成績は良いとされます。
  • ポストシーズンとは?:ポストシーズンは、レギュラーシーズンの後に行われるプレーオフのことで、特に優秀な成績を残したチームが優勝を目指して戦います。

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