阪神・大竹耕太郎、3年連続2桁勝利に向けて挑戦中
阪神タイガースは24日、甲子園球場で投手指名練習を実施したこの日、投手の大竹耕太郎(30)は投球練習を行い、27日の中日戦で3年連続の2桁勝利を目指し調整を進めた
大竹は2023年の現役ドラフトでソフトバンクから阪神へ移籍し、今シーズンから盛り返している
今シーズンは下肢のコンディション不良に悩まされ、開幕から出遅れたが、ここまで15試合に登板し、勝率は9勝3敗、防御率は2.60という成績を残している
27日の中日戦で勝利を収めれば、球団では小林繁(1979年から1981年にかけて活躍した投手)以来の偉業達成となる
大竹は「けがせずにいけたらよかったなと思うところもある
ただ、それは振り返ってもしようがない
今後しか見ていないので」と話し、反骨精神で未来を切り開く決意を示した
彼の過去には、6月21日のソフトバンク戦で六回途中無失点の好投を見せた経験もあり、その際には育成出身選手として初の12球団勝利を達成した
大竹は、「結果を出すことが一番大事
将来的に振り返ったときにあの移籍が良かったと思えるように頑張りたい」と述べ、試合に臨む意気込みを見せた
今後のポストシーズンも見据え、貴重な最終登板への期待が高まっている
阪神・大竹耕太郎選手の今回のニュースは、彼の持ち前の反骨精神が感じられるもので、けがからの回復を経てチームに貢献している姿は多くのファンに勇気を与えるだろう。3年連続2桁勝利を狙う彼の挑戦は、プロの厳しさを感じさせると同時に、努力の大切さも教えてくれる。
キーワード解説
- 反骨精神とは?自分の力で困難を乗り越えようとする意志を指します。心の強さや粘り強さを持つことが特徴です。
- 現役ドラフトとは?プロ野球選手が所属する球団を移籍する際に、特定の手続きで選手を選ぶ制度のことです。
- 防御率とは?投手が与えた失点の数を表す指標で、試合の回数で割って算出します。数値が低いほど優れた投手とされます。

